レーザートーニングとは?
肝斑の基礎知識
肝斑とシミ、見た目はどう違う?

普通のシミは境界が比較的はっきりしているのに対して、肝斑は境界がぼんやりとしています。
頬の高まりの部分から外側にかけて、左右対称に現れることが多く、鼻の下や口周りにも見られることがあります。
毛細血管の拡張を伴い、赤みを帯びていることが多いです。
見慣れない方が見ても、シミと肝斑の区別は難しいものです。
シミと肝斑では治療法がだいぶ変わってきますので、カウンセリングの際にしっかりと見極め、最適な治療法をご提案いたします。
肝斑の原因は?

肝斑がみられる部分では、外部からの刺激によってメラノサイトが活性化しやすい状態が、慢性的に続いています
この原因としては、主に以下のものが考えられています。
- 女性ホルモン(妊娠、ピル、ホルモン補充療法など)
- 紫外線
- こするような不適切なスキンケア
- 遺伝性の要因
- 肌の光老化
肌の内部では、慢性的な炎症とメラノサイトの活性化により、メラノサイトは樹状突起を伸ばし、メラニンをたくさん作るようになります。
真皮の毛細血管は増殖して太くなり、真皮からはメラノサイトを活性化する物質が増加します。
肝斑の治療法は?
肝斑の治療法は、①肌の慢性的な炎症を抑えてメラノサイトの働きを正常化した上で、②蓄積したメラニンを減らすことです。
炎症を抑えずにメラニンを排出しようとしても、再発は免れません。
例えば肝斑にスポット照射を行えば、一旦色みは薄くなるかもしれませんが、高出力レーザーによる刺激はもともとの炎症を強め、照射前よりも肝斑の更なる悪化を招きます。
肝斑治療の基本は次の3つです。
- 適切なスキンケア
- 紫外線対策
- 内服薬
レーザートーニングは、積極的に肝斑を改善させたい場合に選択する治療法で、これら3つの基礎ケアの上に成り立ちます。
レーザートーニングが肝斑を改善させるメカニズム

レーザートーニングは、低出力のQスイッチYAGレーザーを照射する肝斑・シミ治療です。
トーニングのレーザーを照射した肝斑部分では、次のような変化が起こります。
- 表皮に蓄積したメラニンが排出される
- メラノサイトの樹状突起が減少する
- メラノサイト内のメラニンが減少する
- 真皮毛細血管の太さ・数が減少する
- 真皮で作られるサイトカイン(メラノサイト活性化物質)が減少し、メラノサイトが沈静化する
このようなメカニズムで、レーザートーニングは肝斑を改善に導きます。
レーザートーニングは、このような流れで行います
照射範囲全体に、レーザー照射を数回重ねていきます。
通常は麻酔無しで受けていただけます。
肌のトーンや体質によっては、痛みを強く感じる場合もあります。
照射モードを切り替えたり、出力を調整することで対応いたします。
ご希望の際には麻酔クリーム(オプション)をご利用いただけます。
レーザートーニングは何回必要?施術の頻度と間隔の目安
レーザートーニングによる肝斑の治療効果は、回数を重ねることでさらに高まります。
まずは2〜4週の間隔で、5〜10回ほど受けていただくのが効果的です。
肌の状態によっては、10回以上の照射を要する場合もあります。
レーザートーニングは肝斑の『治療』を目的とするもので、トーニングで肝斑が一旦よくなれば、肝斑の再発予防としてトーニングを受け続ける必要はありません。
逆に必要以上にトーニングを続けることは、肝斑部分での白斑等の発生リスクを招くことになりかねません。
肝斑は一度治療すれば大丈夫?再発の予防策
肝斑は再発しやすい肌トラブルです。
もともと肌のバリア機能が弱っているので、外からの刺激で容易に炎症が引き起こされてしまうからです。
肝斑が良くなったあとも、肝斑治療の基礎である①適切なスキンケア、②紫外線対策、③内服薬は、ぜひ継続してください。
なおシミ・肝斑の治療・予防のための内服薬は、必ずしも1日3回内服しなければならないわけでありません。
肝斑の程度などに合わせて、朝夕2回や朝1回など、ご自身で調整していただけます。
バリア機能を高めて肝斑の再発予防
肌のバリア機能が下がっていると、赤みが起こり、キメが乱れ、ツヤがなく、肌表面から水分が蒸発しやすいために強い乾燥やかゆみを伴うことがあります。
刺激性が少ないとされるスキンケア製品でも、ピリピリを感じたりするかもしれません。
肌のバリア機能を高める治療を行うことで肝斑の再発リスクを下げ、同時に色ムラがなく潤いのある健康な肌を目指します。
バリア機能を高める治療①:スペクトラピール
スペクトラピールは、レーザートーニングと同じハリウッドスペクトラを使用して、『ロングパルスYAGレーザー』という、レーザートーニングのQスイッチYAGレーザーとは性質の異なるレーザーを照射します。
スペクトラピールでは真皮を穏やかに加熱してコラーゲンなどを新生させ、真皮層の再構築を図ります。
真皮の環境が改善することで、皮膚のバリア機能が回復するとともに、真皮からメラノサイトへの炎症刺激の現象にもつながります。
バリア機能を高める治療②:ジャルプロ スーパーハイドロ
肌質改善とたるみ予防を目的とした注射剤であるジャルプロ スーパーハイドロには、ペプチド、各種アミノ酸、高分子・低分子ヒアルロン酸が含まれます。
ECM(細胞外マトリックス)新生のための素材を提供しつつ、線維芽細胞を活性化することで、真皮層の再構築を促します。
ヒアルロン酸による真皮の保水性向上も加わり、皮膚バリア機能の改善に作用します。
当院のレーザー機器:ハリウッドスペクトラ

レーザートーニングには、レーザー機器『ハリウッドスペクトラ』を用います。
ハリウッドスペクトラを製造するルートロニック社は、高精度・高品質のレーザー機器の開発・製造を担う、韓国のトップメーカーです。
その製品は世界80カ国以上で販売され、品質の高さにおいて高く評価されています。
先代の『スペクトラ』は2009年に発売され、QスイッチYAGレーザー機器として高いシェアを誇りました。
ハリウッドスペクトラはその後継にあたり、2022年に発売が開始された、最新機種となります。
こんな方にオススメ
- 肝斑を改善したい
- シミ治療を受けたけど悪化した経験がある
- 両ほほのぼんやりとした大きなシミが気になる
- 顔全体のトーンアップや透明感の向上を目指したい
- 肌の色ムラを整えたい
- 肝斑とシミ(老人性色素斑)をあわせて治療して欲しい
- ニキビ跡の色素沈着を治したい
- 以前に肝斑治療を受けたけど再発した
- トラネキサム酸は副作用があって内服できない
- ダウンタイムの少ないシミ治療を受けたい
施術の流れ
カウンセリング
お客様のお悩みとご希望をお伺いし、お肌の状態やご予算等をふまえ、最適なプランをご提案いたします。
お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。
当日の施術をご希望であれば、カウンセリングのあとにご契約にお進みいただけます。
ご契約
いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります。
お会計
自由診療では施術前にお会計いただきます。
お支払いには現金、クレジットカード、医療ローンがご利用いただけます。

メイクオフ
パウダールームにてメイクを落としていただきます。
写真撮影
施術前の記録として、写真を撮影いたします。
施術
所要時間はおよそ15分です。
リラックスしてお過ごしください。
術後説明
施術後の過ごし方や、お手入れの方法などについて説明します。
通院・アフターケア
レーザートーニングは、繰り返し受けていただくことで、より効果が高まります。
早期の改善をご希望でしたら、2週に1回くらいの間隔での照射をおすすめいたします。
施術後の経過などについて心配なこと、気になることがありましたら、メールやLINE、お電話にてお気軽にご相談ください。
施術後の過ごし方
ダウンタイムとリスク
起こりやすい
メラニンが多く蓄積していると、ある程度の痛みを伴います。
パチパチ、チクチクといった感じです。
シングルショットモードを基本としますが、痛みが強い場合にはPTPモード(1ショットを2分割)で照射することに より、痛みを緩和できます。
痛みは照射時のみで、照射後まで痛みが続くことは、通常はありません。
照射後まもなく、シミがあった部分にカサブタが形成されます。
剥がそうとせず、自然に剥がれるのをお待ちください。
照射範囲に赤みが生じます。
色素に反応することで、黒色に変色したり、色みが強まる可能性があります。 アートメイク、タトゥーの施術を受けている部分がありましたら、施術前に必ずお伝え下さい。
時々起こる
肝斑の治療の基本はスキンケアと内服薬で、特にトラネキサム酸の内服が重要です。
トラネキサム酸を内服できない場合、トーニングの効果がなかなか上がらないことがあります。
トラネキサム酸を内服できない場合は、エレクトロポレーションによるトラネキサム酸の導入などもご検討ください。
肝斑の発生には、ホルモンバランスや紫外線、誤ったスキンケアによる肌への物理刺激のほか、肌のバリア機能の低下や、肌細胞に蓄積したダメージなどが関わります。
肝斑のリスクを避け、内服薬などを用い、更にスペクトラピールやジャルプロ スーパーハイドロなどで肌機能を回復・強化することでようやく、肝斑の再発のリスクを下げられます。
なお再発時には、再度のトーニングが有効です。
まれに起こる
肝斑の部分ではメラノサイトが脆弱化しており、強い出力のレーザーを照射すると、細胞死を起こしたり、メラノサイト の機能が著しく弱まることで、限局的にメラニンが作られなくなり、白抜けが生じることがあります。
トーニングは、メラノサイトが細胞死を起こさないよう、低出力のレーザーを照射して、メラノサイトの活動性を抑えることを目的とした施術です。
トーニングであっても、1〜2週の短い間隔で10回以上を繰り返すと、 白斑が発生するリスクが上がると考えられています。
一定の回数をこなしたら、照射の間隔は長めに設定することで、白斑の発生を予防します。
体質により、レーザー光が免疫反応を引き起こし、赤みや腫脹、発疹、かゆみ等を生じさせる可能性があります。 薬剤感受性を高める可能性のある薬剤を内服していると、光アレルギーのリスクが高まります。
よくある質問
当院のレーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーを低出力で均一に照射することで、肝斑や色素沈着などの改善を目指す治療です。
肝斑やくすみ、炎症後色素沈着などが気になる方では、レーザートーニングが適しています。
一方で、肝斑ではない普通のシミ(老人性色素斑)でお悩みの方に対しては、IPLやスポット照射をおすすめします。
レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に照射し、肝斑や色素沈着の改善を目指す治療です。
一方スポット照射は、高出力のQスイッチKTPレーザーをピンポイントでシミ(老人性色素斑)に照射する治療です。
肝斑にスポット照射を行えば肝斑は悪化しますし、シミにレーザートーニングを行っても改善には回数を要します。
お悩みに対して最適な治療を選択していきます。
レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーを低出力で広範囲に照射し、肝斑や色素沈着の改善を目指す治療です。
一方IPLは、短波長のレーザーとは異なる、幅広い波長の光を照射する治療法で、シミや赤み、肌質の改善を目的とします。
肝斑にIPLを照射すれば肝斑は悪化しますし、シミにレーザートーニングを行っても改善には回数を要します。
お悩みに対して最適な治療を選択していきます。
肝斑治療では①適切なスキンケア、②紫外線対策、③内服薬、この3つを基本とします。
更にレーザートーニングを追加することで、肝斑の治療効果を高め、より早期の改善が期待できます。
例えばからだに合わないなどで内服薬が使用できない場合は、レーザートーニングの治療効果が下がったり、ある程度のところで効果が頭打ちになる可能性があります。
レーザートーニングには蓄積したメラニンの排出を促す作用があります。
くすみ、シミの改善が期待できます。
照射後に短時間、赤みが見られることがあります。
重大な副作用として、頻度としてはまれですが、色素脱失(白斑)が生じる可能性があります。
色素脱失は時間とともに軽減、改善することが多いですが、残り続ける可能性もあります。
色素脱失は、短い間隔でレーザートーニングを多数繰り返すことで、その発生リスクが上がるとされています。
肌のトーンによっては、強めの痛みが感じられることがあります。
レーザートーニングは、無理無く続けられることが大事です。
痛みの程度を確認しながら、出力や照射モードを調整していきます。
回数が進むとともに、蓄積していたメラニンが少なくなってくると、痛みも少なくなります。
直後からメイクが可能です。
直後からの洗顔、スキンケアが可能です。
レーザートーニングによって紫外線への感受性が上がるリスクは少ないですが、そもそもレーザートーニングの治療対象である肝斑にとって、紫外線は大敵です。
レーザートーニングの前後長期間にわたって、紫外線対策を続けていただくことをおすすめします。
肝斑に対して目に見えた効果をご実感いただけるまでは、回数がかかることがあります。
2~4週くらいの間隔で、5~10回受けていただくことを、おすすめいたします。
肝斑は、一度良くなっても再発する可能性が高いものです。
また出たらレーザートーニングを行えばいい、ではなく、予防策を続けていただくことが重要です。
逆に、適切な予防ケアを続けることで、肝斑の再発をずっと防ぎ続けることも期待できます。
よほど不適切なパラメータで施術を行ったり、器械に問題でもない限り、レーザートーニングで肝斑が悪化することはないと思います。
美白・抗炎症作用のある薬剤を導入できるエレクトロポレーション、肌を強くして肝斑の再発予防に役立つスペクトラピール、肌に負担をかけずにたるみを改善させるHIFU/ボルニューマーは、レーザートーニングとの組み合わせとしておすすめです。
カウンセリングの結果レーザートーニングが適していると判断され、肌の状態に問題がなく、予約状況に空きがあれば、当日に施術を受けていただけます。
カウンセリングご予約の際に、施術のご希望をお伝えください。
施術を受けていただく際には、施術の効果・メリットだけでなく、ダウンタイムやリスクについても十分にご理解いただいた上で、施術に進んでいただくことを大切にしています。
日焼けをしている方、妊娠中または妊娠の可能性のある方、重度の皮膚疾患、光アレルギー、ケロイド体質、ヘルペスその他感染症に罹患中の方、出血性疾患、抗凝固剤内服中の方は、施術を行うことができません。
トレチノインの外用薬を使用中の方は、レーザー施術の2週間前からトレチノインを中止して下さい。
以下の薬剤を内服中の方は、レーザー治療を受けられない可能性があります。
【光感受性を高めることで各種リスクが高まる】
・テトラサイクリン系抗生剤(ミノサイクリン、ドキシサイクリン等)
・非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、ナプロキセン)
・利尿薬(フロセミド等)
・抗精神病薬(クロルプロマジン、アミトリプチリン、イミプラミン)
・抗てんかん薬(フェニトイン)
【出血/内出血のリスクを高める】
・抗凝固薬等(ワーファリン、バイアスピリン、イグザレルト、プラザキサ等)
【皮膚が薄くなることで各種リスクが高まる】
・レチノイド(イソトレチノイン)
【熱傷等が発生した際に治癒が遅れたり、感染のリスクが高まる】
・免疫抑制剤(シクロスポリン、タクロリムス、ステロイド)
【皮膚に沈着した金にレーザーが反応することで、炎症や熱傷、色素沈着を起こす】
・金製剤(シオゾール、リドーラ等)
レーザーそのものも、レーザートーニングのオプションとして使用する表面麻酔薬も、授乳への影響はありません。
レーザートーニングは、授乳中でも問題なく受けていただけます。
シミ治療を考える場合、レーザートーニングよりもIPLの方が一般的に高い効果が期待できます。
なお、肝斑にIPLを照射すると、肝斑が悪化する可能性が高いので、肝斑とシミが混在する場合には、レーザートーニング一択となります。
レーザートーニングにより肝斑が落ち着いた時点で、より積極的にシミを治療すべく、IPLに切り替えていただくことも可能です。
赤みを伴う肝斑は、レーザートーニングを行うことで、炎症が沈静化し、肝斑の茶色みとともに赤みの改善が期待できます。
肝斑以外の赤みに対しては、レーザートーニングによる改善効果は大きくは期待できません。
赤み単独の改善をご希望でしたら、IPL、ロングパルスNd:YAGレーザー、スペクトラピールをおすすめします。
肝斑治療において、特にトラネキサム酸の内服は重要度が非常に高いです。
内服が可能な方は、トラネキサム酸、シナール、ユベラの3剤を、できる限り内服していただくことをおすすめしています。
体質などの関係で内服できない方は、エレクトロポレーションによりトラネキサム酸等を肌から導入する方法もご検討いただけます。
はい。
強い炎症を伴うニキビなどのあとに残った色素沈着(炎症後色素沈着:PIH)にも、レーザートーニングは有効です。
なお色素沈着は、発生してから1年程度は何もせずとも自然軽快が期待できます。
いつまで経っても改善しない色素沈着でお悩みでしたら、ぜひレーザートーニングをご検討ください。
レーザートーニングは、医師の指示のもとに看護師が行います。
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アクセス
〒980-0021宮城県仙台市青葉区中央3-1-3 aune仙台2F
JR仙台駅 西口より 徒歩5分
地下鉄仙台駅 中央2出口より 徒歩1分
提携駐車場 有り
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営業時間: 午前(9:30〜14:00)/ 午後(15:00〜18:30)


院長からのコメント
肝斑治療の基本について
肝斑治療の基本①:適切なスキンケア
肝斑にとって、摩擦は大敵です。
肝斑の部分はバリア機能が低下しており、多少の摩擦でも刺激となり、炎症を引き起こして肝斑が悪化してしまいます。
洗顔では、手は肌に触れないように、泡で優しく洗うようにします。
顔をタオルで拭く際には、こすらず上から押さえて水気をとります。
化粧水や乳液などを使用する際も、とにかくこすらないように、手にとって押さえつけるようにしてなじませます。
なお肝斑の部分では、バリア機能の低下により水分が蒸発しやすい状態となります。
乾燥はさらなるバリア機能の低下をもたらします。
朝晩しっかりと保湿を心がけてください。
肝斑治療の基本②:紫外線対策
紫外線はシミだけでなく肝斑も悪化させます。
お肌に紫外線が当たると、肌細胞は紫外線から自分の身を守ろうと、メラニンを作る指令を出します。
肌細胞がプラスミンという物質をつくり、プラスミンがメラノサイトを活性化することで、たくさんのメラニンが生成されます。
日焼け止めを使うことで、お肌の細胞に紫外線が届きにくくなりますので、メラニンを作らせる指令も減ることになります。
肝斑治療の基本③:シミ・肝斑治療の内服薬
肝斑の治療と再発予防においても、シミの治療・予防と同様に、次の3種類をあわせてご利用いただくことをおすすめします。
肝斑の発生部位では、慢性的な炎症反応が起きています。
上の3剤は、メラニンの生成を抑えたり、ターンオーバーを早めるなどのほか、炎症を抑える効果もあります。
肝斑に対する内服治療は、シミの内服治療よりも、短期間で高い効果が見られることがあります。
ただ内服薬だけでの治療では、ある程度改善したところで、効果が頭打ちになることも多いです。
内服薬は基本的にずっと続けていくのが望ましいですが、改善の状態を見ながら、お薬を減量したり、休薬することも可能です。
フェイス美容外科 院長 / 日本形成外科学会専門医
土屋 裕人