
内容
脂肪のボリュームが気になる部分に対して、デオキシコール酸を主成分とするカベリンを注射します。
料金
¥13,200〜(税込)
リスク
痛み、腫れ、内出血、アレルギー など
コメント
右のほうれい線が気になるとのことで、右側だけにカベリン3mlを3回行いました。
脂肪のボリュームが減り、ほうれい線外側の高まりが低くなることで、ほうれい線が目立ちにくくなっているのがご確認いただけると思います。
ほうれい線が目立つ原因は主に、①小鼻の付け根の凹み ②ほうれい線外側の脂肪のボリューム ③頬のたるみ の3つです。
お客様のほうれい線の状態にあわせて、適切な治療法をご提案いたします。










院長からのメッセージ
脂肪溶解注射はなぜ「効果がない」と言われるの?
「金ドブ」(お金をドブに捨てるくらいムダな施術)などと表現されることもある脂肪溶解注射ですが、理由はいくつか予想がつきます。
1.効果の弱い製剤を使用された
BNLS NeoやBNLS Ultimateはデオキシコール酸の濃度が低いため、変化が出にくい場合があります。
「クリニック独自の製剤」などと謳われているものは、有効成分とその濃度が明示されていない場合、効果は不確定です。
2.注射の方法に改善の余地がある
適切に効果を出すためには、減らすべき脂肪の位置と範囲を、正しく見極めるセンスが必要です。
脂肪層は平面でなく立体構造です。
薬剤を皮下の浅い層に撒くだけでは不十分です。
骨格も考えながら、3次元的に薬剤を注入して初めて、脂肪溶解注射の効果が引き出されます。
本文にも書いたように、血管収縮剤のアドレナリンを加えることも、脂肪溶解注射の効果を上げるための大事な要素と考えています。
3.毎日お顔を見ていると、変化がわかりにくい
脂肪溶解注射のあとには、まず腫れが続いて、腫れが落ち着き、3〜4週後、場合によっては2ヶ月後くらいに、ようやくボリューム減少の効果が目に見えてきます。
毎日お顔を見ていると、ゆっくりと現れる変化には気付きにくいものです。
変化の確認には、施術前の状態を写真に収めておくことをおすすめします。
最後に
脂肪溶解注射を受けた方がSNSで「金ドブだった」と発信されるのは、まぁ仕方のないことです。
ですが、医師の立場から「脂肪溶解注射は効果が無い」と発信することがあれば、それは嘆かわしいことです。
デオキシコール酸による皮下脂肪の減少は、数々の論文の中で科学的に証明されているものなのですから。
脂肪溶解注射を効かせられないなら、それはその医師の知識と技術の不足によるものと言えるでしょう。
医師が「脂肪溶解注射は効かない」と誤情報を発信し、それを信じた人がいれば、最初から脂肪溶解注射の選択肢を捨ててしまうかもしれません。
それはとても悲しいことです。
医師は、医師である自身の言葉の影響力を理解し、正しい情報を発信する義務があると考えます。
フェイス美容外科 院長 / 日本形成外科学会専門医
土屋 裕人