HIFU ウルトラセルQ+

HIFU(ハイフ)とは?

HIFUってどんな治療?

皮下組織に熱を加えることで、様々な美容効果が得られます。
ですが、直接皮膚から皮下組織に熱を加えようとすると、表面の皮膚はやけどしてしまいます。

HIFUとは『高密度焦点式超音波』の略です。超音波を一定の深さに集中させて、狙ったポイントで熱を発生させる機器です。
HIFUでは皮膚は熱くならないので、安全に美容効果を発揮することができます。

HIFUの効果(1)たるみの改善

皮膚の下には皮下組織(皮下脂肪)があり、その下には表情を作る筋肉があります。
筋肉の表面の筋膜(SMAS)に熱を加えることで、たるんだ膜がギュッと引き締まり、たるみの改善が得られます。

フェイスリフト(切るリフトアップ)では、SMASを直接縫い縮めることでリフトアップ効果を出します。
HIFUによるリフトアップ効果は、フェイスリフトと似た原理ということになります。

HIFUの効果(2)コラーゲン産生

たるみの改善はSMAS、すなわち深い層に熱を加えることで得られる効果です。
真皮を含む浅い層に熱を加えると、コラーゲン線維が収縮することでお肌が引き締まり、お肌のハリ・ツヤの改善、小ジワの改善といった効果が得られます。
さらに熱による刺激で線維芽細胞が活性化し、コラーゲンが新たにつくられ始めます。このコラーゲン産生は最長で6カ月続くので、長期的な効果も期待できます。

ウルトラセルQ+ってどんな機械?

医療用HIFUには様々な機械があり、それぞれ特徴があります。
当院で取り扱う「ウルトラセルQ+」は、国内の医療用HIFUの中で最も高いシェアを誇ります(※2021年10月現在)

照射部のカートリッジを交換することで、加熱する深さが変わり、得られる効果も変わります。

1.5mm / 2.0mm 表皮深層~真皮 コラーゲン生成によるハリ・ツヤ・小じわ改善
3.0mm 真皮深層~皮下脂肪 タイトニング、脂肪溶解
4.5mm 皮下脂肪~SMAS たるみ改善、リフトアップ

【ウルトラセルQ+】ポイント1. 痛みが少ない

古くから用いられる医療用HIFUとして、ウルセラという機器があります。「とても痛いけど良く効く」と評判ですが、痛すぎて続けられない、という声もよく耳にします。

超音波により発生する熱の温度が必要以上に高すぎると、強い痛みが生じます。
ウルトラセルQ+は、タンパク変性が起こり始める60度をやや上回る63度という温度で安定して照射できるので、余計な痛み感じさせることなく、しっかりと効果を出してくれます。

【ウルトラセルQ+】ポイント2. スピード

機器の改善に伴い、ウルトラセルQ+は初代ウルトラセルと比べ、照射時間は1/3程度まで短縮されています。
お顔全体の3層(深層・中層・浅層:約520ショット)の照射に要する時間は、30分ほどになりました。

【ウルトラセルQ+】ポイント3. 目周りの施術

HIFUの機器には、目周りの施術ができる機器とできない機器があります。

ウルトラセルQ+は、目周りの施術が可能です。
目周り専用のカートリッジは、通常のものに比べて先端を極限まで小さくしているので、目などの照射してはいけない構造物を確実に避けつつ、細かいところまで安全に照射を行えます。

目もとのたるみや小じわ感が気になる方は、ぜひお試しください。

【ウルトラセルQ+】ポイント4. 脂肪溶解

ウルトラセルQ+の新たな照射法である「リニアファーム」は、脂肪溶解専用のHIFUとして開発されたものです。

一般的なHIFUが点で加熱するのに対し、リニアファームは面で加熱します。1ショットあたりの加熱面積は4.5倍となり、広範囲の脂肪に効果を発揮します。

また、加熱温度を通常のHIFUに比べやや低い58度に設定することで、脂肪細胞だけを治療のターゲットとしました。
タンパク変性を起こさないので、通常のHIFUが3~6カ月間隔を開ける必要があるのに対し、リニアファームは最短2週間に1回という短期間で施術を繰り返すことが可能です。

脂肪溶解の効果としては、一般に脂肪溶解注射の方が優れていますが、HIFUによる脂肪溶解は、腫れなどのダウンタイムがほとんど生じないのが大きなメリットです。

施術の実際

お顔にジェルを載せ、超音波を照射します。
適度な痛みを伴う程度の出力に調整し、施術を進めていきます。

痛みが強いほうが効果が高い、とは一概には言えません。
強い痛みを我慢してしまうと、神経や骨膜に傷がつくリスクがあります。
痛みがあれば我慢せず教えて下さい。

施術の間隔

通常は半年〜1年に1回の施術をおすすめしています。
最短で3ヶ月あければ施術は可能ですが、短い間隔で施術を繰り返すことが、必ずしも優れているとは限りません。

お肌の状態というものは、何も対策を取らなくても現状が維持されるわけではありません。基本的に下り坂です。
たるんだ組織が重力で垂れ、更に皮膚が伸ばされるという悪循環が繰り返されます。

定期的にHIFU受けていただくことで、皮膚・皮下組織が引き締められた状態が持続し、重力による加齢変化を低減する効果が期待できます。

HIFUはコケる?

HIFUのデメリットとして、『頬がコケる』ということが言われています。

もともと頬のコケは、年齢に伴う骨格の変化(骨萎縮)や脂肪の萎縮、脂肪の下垂、肌のゆるみ、過度なダイエットなど、様々な原因が関わって発生します。
これらコケの素因がもともとある頬に、何も考えずまんべんなくHIFUを照射すれば、コケる可能性は非常に高いです。
HIFUによるコケは、熱による脂肪の萎縮や、リガメントの収縮などによって生じ得ます。

HIFUによるコケを防ぐためには、コケが明らかな部分の照射を避ける、または照射しすぎないことが大切です。

『頬がコケているとHIFUを受けられない』という認識の方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
コケている部分、コケそうな部分の照射を避け、その周りをしっかり引き締めることで、逆にコケを目立たなくさせる効果が期待できます。

適切にHIFUを受けてもなおコケ感が気になるお客様には、ヒアルロン酸 や 脂肪注入 が効果的です。

こんな方にオススメ

  • たるみを改善したい
  • 肌にハリ・ツヤを出したい
  • 目もとのたるみ・小じわが気になる
  • エステのHIFUは効果がなかった
  • 頬下・あご下のボリュームが気になる
  • 痛みが少ない施術を受けたい

当院の治療

※ショット数は目安です。照射面積の個人差により前後することがあります。

全顔

スタンダード(深層 270shot): ¥26,400
プレミアム(深+浅 530shot): ¥45,100

全顔プレミアム+あご下

620shot: ¥52,800

全顔プレミアム+あご下+首

750shot: ¥61,600

目周り

220shot: ¥23,100

310shot: ¥29,700

あご下

100shot: ¥13,200

頬 + あご下

400shot: ¥36,300

130shot: ¥16,500

脂肪溶解

HIFU脂肪溶解 頬

130shot: ¥16,500

HIFU脂肪溶解 あご下

140shot: ¥17,600

HIFU脂肪溶解 頬+あご下

270shot: ¥27,500

※ショット数は目安です。照射面積の個人差により前後することがあります。


症例写真

治療の流れ

01

カウンセリング

お客様のお悩みとご希望をお伺いし、お肌の状態や骨格、ご予算等をふまえ、最適なプランをご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。

当日の施術をご希望であれば、このままご契約にお進みいただけます。

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります

<未成年の方へ>

03

お会計

自由診療では施術前のお会計をお願いしております。

<お支払い方法>

04

メイクオフ

パウダールームにご案内いたします。施術部位のメイクを落としていただきます。

05

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影いたします。

06

施術

お顔にジェルを伸ばし、照射を進めていきます。
施術時間は範囲により異なり10分~90分程度です。リラックスしてお過ごしください。

07

状態の確認

施術終了後にお鏡をお渡しします。気になるところがないかご確認ください。

08

術後説明

施術後の過ごし方やお手入れの方法について説明します。

09

写真撮影

施術後の記録として写真を撮影する場合がございます。

10

メイク

ご希望の方はパウダールームをご利用ください。

11

通院

施術後の通院は不要です。
心配なこと、気になることがありましたら、ご予約の上ご来院ください。

12

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

洗顔・スキンケア

直後から可能です。

冷却

HIFUで熱を加えることで、皮膚の下では炎症が起こっています。この炎症により修復のメカニズムが働き、たるみや肌質の改善効果が発揮されます。
施術直後の冷却は、せっかくHIFUで起こした炎症効果を鎮静化してしまう方向にはたらきます。
HIFUのあとの冷却は必要ありません。

入浴

当日からご入浴いただけます。
腫れ・むくみが生じないよう、当日の長湯は避けてください。
翌日以降は制限はありません。

メイク

直後から可能です。

運動・温泉

翌日から可能です。

飲酒

翌日から可能です。

お肌の摩擦を防ぐため、施術から1週間ほどはマッサージを控えてください。

お顔のマッサージ

HIFU ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

チクチク感を感じることがあります。
神経や骨膜の近くに超音波が当たると、鈍痛が生じることがあります。
施術後に筋肉痛のような鈍い痛みが生じることがありますが、通常長くても1~2週で落ち着きます。

赤み

照射部位に赤みが出ることがあります。通常数時間で落ち着きます。

極めてまれ
神経損傷

お顔の皮下深くを走る神経が熱で損傷を受けると、お顔の皮膚の感覚が鈍くなったり、筋肉の動きが弱まる可能性があります。
照射の際には神経の走行を考慮しますので、神経損傷が起こることは極めてまれですが、異常を感じた場合にはお早めにお伝えください。

やけど

器械の先端が皮膚から浮いた状態で照射を行うと、皮膚の表面に熱が発生して、やけどが起こる可能性があります。
やけどにより、赤みが続いたり、色素沈着が生じることがあります。

院長からのコメント

お手軽リフトアップ!

たるみの改善を希望されるお客様に対して、当院では
1)HIFU
2)スレッドリフト
3)切開リフト
の順におすすめします。下に進むにつれダウンタイムは大きくなりますが、リフトアップ効果は飛躍的に向上します。

まずは定期的にHIFUを受けてみて、もっと効果を出したい場合には、スレッドリフトや切開リフトをご検討いただくのも、選択肢のひとつかと思います。

HIFU お悩みQ&A

HIFUは誰でも受けられますか?
皮下・顔面骨表面に金属プレートや金の糸などがある方、 ペースメーカーを埋め込んでいる方、妊娠中の方・妊娠の可能性のある方、重度の皮膚疾患、ケロイド体質の方、ヘルペス感染症、高度のアトピー性皮膚炎、 日焼けで炎症のある方、出血性疾患、抗凝固剤内服中、ヒアルロン酸やボトックスの注射から間もない方は、当院ではIPLの施術を行うことができません。
その他医師の判断により施術が行えない場合がございます。
HIFUはどれくらいの間隔で受けられますか?
深層に効かせるものは通常6カ月以上(最短で3カ月以上)、浅層のみに効かせるものは1か月以上、間を開ける必要があります。
脂肪溶解(リニアファーム)は当院では最短2週間間隔での施術が可能です。
痛みますか?

ウルトラセルQ+によるHIFUは、精密な温度管理により、高い効果を出しつつ痛みを最小限に抑えます。
施術中は多少チクチクしたり、神経や骨膜が近い場所では鈍痛が生じることがありますが、楽に施術を受けていただけます。
痛みで施術を断念されたかたは今のところいらっしゃいません。

ダウンタイムが心配です

ウルトラセルQ+によるHIFUは、表から見てわかるダウンタイムがほとんどないことが特徴です。
直後に赤みが生じることがありますが、通常数時間で消失します。

先日顔のヒアルロン酸注射を受けました。HIFUを受けられますか?

ヒアルロン酸注射を受けられた部位にHIFUを行う場合は、当院では1か月以上間隔を開けることを原則としています。
その他、スレッドリフトは1か月、ボトックス・脂肪溶解注射、IPLは2週間以上間隔をあけてから、HIFUを行います。

HIFUの施術は誰が行いますか?

HIFUを含め美肌系の施術は、医師の管理のもと技術を習得した看護師が担当いたします。
施術の際にはお肌のお悩みなども、お気軽にご相談ください。

会員制度のご紹介

フェイス美容外科では、施術でポイントがたまるおトクな会員制度をご用意しています。
施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

<フェイス美容外科 ポイント会員制度について>

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アクセス

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