IPL光治療 Nordlys(ノーリス)
現在、IPLに関するご相談と施術の受付を停止しております。
何卒ご了承ください。
IPLとは?
レーザーと何が違うの?
いちばんの違いは、照射する光の種類です。
レーザーはルビーレーザーなら694nm、色素レーザーなら595nmなど、機械ごとに照射する光の波長が決まっており、それぞれシミに特化していたり、血管病変に特化しているなど、機械ごとに役割が決まっています。
一方IPLは、400~1200nmという広い波長域の光(いろいろな波長を含む光)を治療に用います。
シミにも赤みにも有効な波長が含まれていますので、一度の施術で様々なお肌のお悩みに効果を発揮します。


シミってなに?

シミは肌にメラニンが蓄積した状態です。
もう少し具体的にいうと、メラニンを貯めこんだ角化細胞(ケラチノサイト)が表皮に滞っている状態です。
角化細胞は基底層で新しく生まれて、やがて角質になって剥がれていきます。これがターンオーバーです。
基底層にいるメラノサイトは、メラニンを作って角化細胞に渡します。角化細胞は紫外線からDNAを守るのに、この受け取ったメラニンを利用します。
紫外線や炎症によってメラニンが作られ過ぎたり、ターンオーバーが遅くなったりすると、メラニンがたまってシミになります。
IPLの光を当てるとなぜシミが薄くなるの?
IPLを照射すると、メラニンを多く含む角質細胞に熱が発生し、細胞がダメージを受けます。
ターンオーバーが促進され、ダメージを受けた細胞は角質となって排出されていきます。
古い角質細胞があった場所が新しく生まれた細胞に置き換えられることで、シミが薄くなっていきます。

IPLはなぜ赤ら顔に効くの?

真皮の毛細血管の太さは5~20μm(0.005~0.02mm)ですが、毛細血管拡張と呼ばれる状態では、血管の太さが0.1~1.0mm程度まで太くなっています。
皮膚はある程度透けるので、血管が太くなって流れる血液の量が増えると、血液が透けてお肌が赤く見えるのです。
IPLの光は赤血球の赤い色にも反応します。
正常な毛細血管は非常に細く、流れる赤血球が少ないので、ほとんど反応が起こりませんが、太い血管には強く反応し、熱が発生します。
この熱により太い血管だけがダメージを受けて消退することで、赤み改善の効果が得られます。
色むらだけじゃない!肌質改善効果も
IPLとレーザーの違いはほかにもあります。
レーザーがシミの濃い部分をピンポイントに狙って照射するのに対して、IPLは一般的にお顔全体に光を当てていきます。
IPLは照射時間(パルス幅)が比較的長いので、表皮・真皮のメラニンとヘモグロビンと反応して、じんわりとした熱が発生します。
この熱により刺激された線維芽細胞がコラーゲンを産生することで、毛穴の縮小効果や、お肌のハリ・ツヤを改善する効果が生まれます。
お顔全体の色むらだけでなく、質感の改善も期待できる、たいへん優れた施術になります。

Nordlys(ノーリス)って?
通常IPLで用いる400~1200nmの光のうち、950nm以上の波長は水によく反応するため、熱の発生によるやけどのリスクがあります。
一般的なIPL機器では、やけどが生じないよう照射部位に冷却機構が備わっているのですが、冷却により血管が収縮してしまい、血管に対する効果が弱まってしまう問題がありました。
ノーリスはハンドピース(お顔に当てる部分)にウォーターフィルターを搭載し、治療に必要ない上にやけどの原因となる950nm以上の波長をカットすることで、やけどのリスクと痛みの軽減を実現しました。
さらに冷却機構を排除したことでハンドピースが小さくなったので、精密な照射が可能になっています。
赤ら顔(毛細血管拡張、酒さ)や赤ほくろ(老人性血管腫)でお悩みの方、これまでのIPLで満足のいく結果が得られなかった方は、ぜひノーリスIPLをお選びください。

ノーリスの2つの照射モード VLとPR

ノーリスではハンドピースを交換することで、光の性質を変えることができます。
一般的にはVLを用います。ダウンタイムが非常に少なく、かつしっかりとした効果が得られます。
一方PRは、よりアグレッシブな治療を行いたい時に使用します。
頑固なシミや拡張血管を何とかしたい場合や、コラーゲン生成効果を期待してしっかりと熱を加えていきたい場合などに用います。
効果が強い分、赤みなどのダウンタイムがやや出やすいので、お客様とご相談の上で照射方法を選択していきます。
こんな方にオススメ
- しみ、そばかすを改善したい
- 肌のくすみが気になる
- 赤ら顔を何とかしたい
- にきびが気になる
- にきび跡が気になる
- 肌質を改善したい
- 毛穴を何とかしたい
- 化粧のりを良くしたい
- ダウンタイムは短くしたい
当院の治療
ノーリスIPL 全顔
1回¥19,800
3回¥56,100
5回¥89,100
10回¥158,400
※上まぶたはスポット照射にて対応いたします

ノーリスIPL 全顔+あご下
1回¥23,100
3回¥66,000
5回¥104,500
ノーリスIPL あご下
1回¥13,200
3回¥37,400
5回¥59,400

ノーリスIPL 頬
1回¥17,600
3回¥50,600
5回¥79,200

ノーリスIPL スポット照射
基本料金:¥5,500
1ショット(最大10x20mm):¥2,200

「全顔」または「全顔+あご下」と併せてスポット照射をご希望の際は、基本料金は必要ありません。
ショット数分の料金のみ追加になります。
症例写真
症例1:赤ら顔(毛細血管拡張)


内容 | お顔に特殊な光を当て、シミや赤みを改善させることを目的とする施術です。 |
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料金 | ¥19,800(全顔・1回)※税込 |
リスク | 痛み、一時的な赤み、やけど |
毛細血管拡張症は、皮膚疾患やホルモンの変化、その他何らかの原因によって毛細血管が太くなる疾患です。
増えた血流が透けて見えるので、お肌が赤く見えます。
ノーリスIPLを照射することで太くなった毛細血管が熱で凝固し、血流が減ることで赤みが改善します。
症例2:しみ


内容 | お顔に特殊な光を当て、シミや赤みを改善させることを目的とする施術です。 |
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料金 | ¥19,800(全顔・1回)※税込 |
リスク | 痛み、一時的な赤み、やけど |
しみ(老人性色素斑)は紫外線などが原因で起こる、メラニンの過剰蓄積です。
ノーリスIPLの照射によりメラニンにダメージを与えるとともに、皮膚のターンオーバーが促され、しみが改善していきます。
治療の流れ
01
カウンセリング
お客様のお悩みとご希望をお伺いし、お肌の状態や骨格、ご予算等をふまえ、最適なプランをご提案いたします。
お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。
当日の施術をご希望であれば、このままご契約にお進みいただけます。
02
ご契約
いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります
03
お会計
自由診療では施術前のお会計をお願いしております。
04
メイクオフ
パウダールームにご案内いたします。施術部位のメイクを落としていただきます。
05
写真撮影
施術前の記録として、写真を撮影いたします。
06
施術
お顔にジェルを伸ばし、照射を進めていきます。
施術時間は20分~30分程度です。リラックスしてお過ごしください。
07
状態の確認
施術終了後にお鏡をお渡しします。気になるところがないかご確認ください。
08
術後説明
施術後の過ごし方やお手入れの方法について説明します。
09
写真撮影
施術後の記録として写真を撮影する場合がございます。
10
メイク
ご希望の方はパウダールームをご利用ください。
11
通院
施術後の通院は不要です。
心配なこと、気になることがありましたら、ご予約の上ご来院ください。
12
アフターケア
術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
施術後の過ごし方
洗顔・スキンケア
当日から可能です。
IPLの施術後はお肌が乾燥しやすくなります。十分な保湿を心がけてください。
ピーリングなどお肌に負担がかかるケアは、1週間ほどお控えください。
入浴
当日はシャワー浴が可能です。
身体が温まり過ぎないよう、短時間で済ませていただくことをおすすめします。
翌日以降はシャワー浴、入浴ともに制限ありません。
メイク
直後から可能です。
運動
翌日から可能です。
お顔のマッサージ
摩擦はお肌の負担となりますので、3週間は控えていただくことをおすすめします。
日焼け
IPL施術後は紫外線の影響を受けやすくなっています。
施術の効果を最大限に引き出すため、施術後のUVケアをお願いします。
ノーリスIPL ダウンタイム・リスクなど
起こりやすい
痛み
少しはじかれるような痛みと熱さを伴うことがあります。麻酔が必要になることは基本的にありません。
施術後にヒリヒリ感が出ることがありますが、通常数時間で落ち着きます。
赤み
照射部位に赤みが出ることがあります。通常数時間で落ち着きます。
色味の増強
一時的にしみ・そばかすの部分の色味が濃くなります。
皮膚のターンオーバーとともに1~2週で薄くなっていきますので、ご安心ください。
かさぶた
特にしみの色の濃い部分が、細かいかさぶた状になることがあります(マイクロクラスト)。
皮膚のターンオーバーとともに1~2週間でなくなっていきますので、ご安心ください。
かさぶたは無理にはがそうとすると炎症の原因となります。自然にはがれるまでお待ちください。
時々起こる
肝斑の悪化
もともと肝斑がある方は、強い出力の光を照射することにより、肝斑が悪化する可能性があります。
肝斑が明らかな部分は、照射を避けます。
薄い肝斑とシミが混在する部分は、出力を調整しながら照射していく場合があります。
まれに生じる
皮膚腫瘍などの混在
初期の脂漏性角化症(良性腫瘍)や薄いほくろ、肝斑の一部は、シミと判別がつかない場合があります。
それらはIPLの効果が極めて乏しいか無効であるため、照射を繰り返す中で存在が明らかになってくる場合があります。
ご希望の際は、それぞれの病変に対して適切な治療法をご提案いたします。
極めてまれ
やけど
ノーリスIPLの特性上、やけどが起こることはほとんどありませんが、可能性としてはゼロではありません。
やけどが起きた場合は、赤みが1日以上続いたり、水ぶくれなどの症状が現れます。
何か変わったことがあれば、お早めにご連絡ください。
色素沈着
やけどの後に色素沈着が起こることがあります。自然に消失することがほとんどですが、1~6カ月程度かかることがあります。
院長からのコメント
美容皮膚施術の中では当院イチオシの施術です!
以前私が勤めていた施設では、お顔の赤みでお悩みのお客様にご提案できる施術がなく、歯がゆい思いをしていました。
赤みでお困りのお客様のお力になりたいとの思いから当院で導入したのが、このノーリスIPLになります。
しみの改善だけでなく、お肌のハリ・ツヤ・キメの改善により、メイクののりが良くなるなど、お顔全体のお肌のお悩みをトータルで改善してくれます。
コスパ的にもたいへんオススメの施術となっています。

ノーリスIPL Q&A
- 肝斑には効きますか?
-
当院としてはIPLは肝斑に対して有効ではないと考えています。
肝斑が明らかな範囲は、照射を避けるようにしています。
肝斑と通常のシミが混在していることがあります。状況を見極め、適切に照射を進めていきます。
- IPLは誰でも受けられますか?
-
強い日焼けをしている方、妊娠中または妊娠の可能性のある方、重度の皮膚疾患に罹患中の方、光アレルギー、ケロイド体質、ヘルペスその他感染症に罹患中の方、出血性疾患、抗凝固剤内服中の方は、当院ではIPLの施術を行うことができません。
- ほくろには効きますか?
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色は若干薄くなることがあるかもしれませんが、基本的にはIPLはほくろには効果はないものとお考え下さい。
当院ではほくろ除去の施術をご用意しております。
- 1回の治療ですっかり良くなりますか?
- <p>とくにシミ・そばかすが目立ちやすい方ですと、1回でもしっかりと効果をご実感いただけることが多いです。
照射を繰り返すほど、色味だけでなく質感の改善も得られますので、満足度の高い施術となっております。
- にきびにも効きますか?
-
IPLの光の一部は、ニキビの原因であるアクネ菌が作り出すポルフィリンという物質と反応し、活性酸素を作り出します。
活性酸素によりアクネ菌が殺菌されることで、ニキビに対する治療効果を発揮します。
また、ニキビ跡の毛細血管に作用して赤みを抑えたり、コラーゲン新生による創傷治癒促進効果も期待できます。
- 次の照射までどのくらい間隔を開けたらいいですか?
-
IPLの施術は1回の施術でもしっかりとした効果を得られることが多いですが、繰り返し受けていただくことでより効果をご実感いただけます。
まず月1回のペースで3回照射し、4回目以降は2~3カ月に1回の照射をおすすめしています。
- 2回目の照射の後、1回目のようなかさぶたができませんでした。ちゃんと効いているのでしょうか?
-
初めての照射のあとは、細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることが多いです。1~2週間で剥がれると肌がきれいになっているので、逆に2回目以降かさぶたができないと、効いていないのではないかと不安になる方が多くいらっしゃいます。
2回目にかさぶたができない、できにくいのは通常の反応です。ターンオーバーに伴ってお肌はきれいになっていきますので、安心してお過ごしください。
- 痛いですか?
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熱さと軽い痛みを感じることがあります。
基本的に麻酔なしで楽に受けていただける施術になります。
- IPLの施術は誰が行いますか?
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IPLの全顔照射は、医師の管理のもと技術を習得した看護師が担当いたします。
※スポット照射は医師が行います
会員制度のご紹介
フェイス美容外科では、施術でポイントがたまるおトクな会員制度をご用意しています。
施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。
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