IPL光治療 Nordlys(ノーリス)

IPLとは?

シミってなに?

皮膚の表面、表皮の大部分は、ケラチノサイトと呼ばれる細胞でできています。

基底細胞が分裂してできたケラチノサイトは、更に新しいケラチノサイトによって表層に追いやられ、角質になって剥がれていきます。
これがターンオーバーです。

表皮のいちばん下、基底層にいるメラノサイトは、メラニンと呼ばれる黒い粒子を作ります。

メラノサイトは、作ったメラニンをケラチノサイトに渡します。
メラニンは細胞核の表層に並び、核内の遺伝子を紫外線から守る、『日傘』の役割を果たします。

ケラチノサイトが取り込んだメラニンは、時間とともに分解され、同時にターンオーバーにより排出されます。
ですので、通常ならシミとして目立ってくることはありません。

シミの原因は?

シミ(老人性色素斑)とは、過剰なメラニンが皮膚に沈着している状態です。
もう少し正確に言うと、過剰なメラニンを取り込んだケラチノサイトが、表皮に留まっている状態です。

ケラチノサイトに紫外線によるダメージが蓄積すると、遺伝子に異常を来し、増殖した異常ケラチノサイトがメラノサイトに対してメラニン生成のシグナルを送り続けてしまいます。
これが、シミ発生の原因です。

更に、メラノサイト自身と真皮浅層の線維芽細胞にも異常が発生することで、メラニンの過剰な生成が加速されます。
加齢などに伴うお肌のターンオーバーの乱れも、メラニン蓄積の一因です。

なおメラニンは、シミがある部分でだけ作られているわけではありません。
メラニンは全身で作られています。
シミの部分は、周りよりメラニンが多い状態です。

ちなみに肌や髪、瞳の色が人それぞれなのは、人種ごと、人ごとに、作られるメラニンの種類が異なるからです。

IPLのシミへの効果

IPLを照射すると、メラニンを多く含む角質細胞で熱が発生し、細胞がダメージを受けます。

ダメージを受けた細胞は、お肌のターンオーバーに伴って排出され、シミが薄くなっていきます。

シミとそばかすの違いは?

シミに似たものに、そばかす(雀卵斑)があります。

頬上部から鼻にかけて、茶色の細かい斑点が生じます。
5〜6歳くらいからでき始めることが多いです。
遺伝的な要因が大きい疾患で、そばかすの部分ではメラノサイトが遺伝子に異常を来たしており、メラニンが作られやすくなっています。

シミと同様に、そばかすに対してもIPLは有効です。

IPLの赤ら顔への効果

真皮の毛細血管の太さは5~20μm(0.005~0.02mm)ですが、毛細血管拡張と呼ばれる状態では、血管の太さが0.1~1.0mm程度まで太くなっています。
血管が太くなって流れる血液の量が増えると、肌の赤色が強くなります。

IPLの光は赤血球の赤い色にも反応します。
IPLを照射すると太い血管に強く反応し、発生した熱により太い血管がダメージを受けて消退することで、赤みの改善が得られます。

正常な毛細血管は細く、流れる赤血球が少ないので、強い反応は起こりません

色むらだけじゃない!肌質改善効果も

皮膚は『表皮』と『真皮』に分けられます。
真皮には線維芽細胞が存在しており、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった物質をつくり、肌のハリ・ツヤ・弾力を保っています。
加齢や紫外線の影響などにより、線維芽細胞が減少し、コラーゲン等の産生が減ると、肌は弾力を失って伸びてしまい、シワ・たるみが生じます。

シミや血管拡張などがない部分でも、表皮や真皮のメラニン・ヘモグロビンと反応して、熱は発生します。
この熱で線維芽細胞が刺激を受けると、コラーゲン等の産生が高まり、毛穴の縮小効果や、お肌のハリ・ツヤを改善する効果が生まれます。

IPLは、お顔全体の色むらだけでなく、質感の改善も期待できる、たいへん優れた施術になります。

そのほかIPLが有効なもの

IPLは、シミ・そばかすや、血管拡張による赤みの他にも、毛穴やニキビの改善効果が期待できます。

毛穴への効果

皮脂の分泌量が多いと毛穴が開き、目立ちやすくなります。
IPLの照射により発生した熱は、皮脂腺を萎縮させ、皮脂の分泌量が減ることで毛穴が縮小し、目立ちにくくなる効果が期待できます。

また、発生した熱により線維芽細胞が刺激され、コラーゲン等が生成されることで肌が引き締まり、たるみ毛穴の軽減・改善にも効果を発揮します。

ニキビへの効果

ニキビは、次のような順序で発生し、悪化していきます。
1)毛穴が角質で塞がる
2)塞がった毛穴の中に皮脂が貯まる
3)皮脂を栄養としてニキビ菌が増える
4)ニキビ菌が産生する物質で炎症が起こる

ニキビを改善させたい場合は、これら原因のいずれかまたは全てに対して、アプローチする必要があります。
次の作用により、IPLは今あるニキビの改善と、新たなニキビの発生の予防にはたらきます。

皮脂の減少
上の毛穴に対する効果で述べたように、熱によって皮脂腺が萎縮し、皮脂の減少によりニキビができにくくなる効果が期待できます。

ニキビ菌の殺菌
熱により直接ニキビ菌を殺菌する効果に加え、ニキビ菌が作り出すポルフィリンという物質にIPLの光の波長の一部が反応し、発生した活性酸素が、ニキビ菌を殺菌します。

ニキビ跡の赤みの改善
ニキビ跡は、新たなニキビができなくなることで、何もしなくてもある程度は自然に良くなります。
最終的に赤みのある跡が残った場合、IPLの照射によりニキビ跡の改善・緩和が期待できます。

Nordlys(ノーリス)って?

通常IPLで用いる400~1200nmの光のうち、950nm以上の波長は水によく反応するため、熱の発生によるやけどのリスクがあります。
一般的なIPL機器では、やけどが生じないよう照射部位に冷却機構が備わっているのですが、冷却により血管が収縮してしまい、血管に対する効果が弱まってしまう問題がありました。

ノーリスはハンドピース(お顔に当てる部分)にウォーターフィルターを搭載し、治療に必要ない上にやけどの原因となる950nm以上の波長をカットすることで、やけどのリスクと痛みの軽減を実現しました。
さらに冷却機構を排除したことでハンドピースが小さくなったので、精密な照射が可能になっています。

赤ら顔(毛細血管拡張、酒さ)や赤ほくろ(老人性血管腫)でお悩みの方、これまでのIPLで満足のいく結果が得られなかった方は、ぜひノーリスIPLをお選びください。

ノーリスの2つの照射モード VLとPR

ノーリスではハンドピースを交換することで、光の性質を変えることができます。

最初はVLを用います。
PRよりもマイルドな光で、お顔全体のメラニンを減らしていきます。
痛みやお肌の反応を見ながら、よりアグレッシブなPRに切り替えていきます。
エネルギー効率が高く、シミや赤み、肌質改善に対して、より高い効果を望めます。
効果が強い分、赤みなどのダウンタイムがやや出やすいので、お客様とご相談の上で照射方法を選択していきます。

照射を行うごとにお肌のメラニンは減っていきます。
同じ照射出力なら発生する熱が減り、痛みも少なくなります。

照射の出力は、お客様の感じる痛みと、肌の反応を見て決定していきます。
基本的に、出力は回数を重ねるごとに上げていきます。
できるだけ出力を上げることで、最大限の効果が期待できます。

何回必要?

レーザーのスポット照射は、1回の施術でシミを無くすほどの切れ味があります。
ただ、レーザーのスポット照射の効果が及ぶのは、お客様がご契約の際に指定した一部のシミだけに限られます。
(お顔全体に弱い出力のレーザーを照射する『レーザートーニング』は、シミの改善に回数を要します)

それに対してIPLはお顔全体に照射し、全体の色ムラの改善と、トーンアップさせることを目的としています。
レーザーにはない、肌質の改善、ハリ・ツヤの改善効果も期待できます。

IPLは一度の施術でも効果をご実感頂ける場合が多いですが、回数を重ねることで、より高い効果が得られます。
お肌の色ムラを積極的に改善していきたい場合は、月1回のペースで3~4回受けていただけますと、お肌のターンオーバーに合わせてより効果的にメラニンを排出させられます。

お肌がきれいになった後は、2~3ヶ月に1回のペースで施術を受けていただけますと、この2~3ヶ月の間に少し溜まってきたメラニンが排出され、お肌を良い状態に保つのに役立ちます。

シミの再発

シミの発生には、遺伝子に異常を来したケラチノサイト、メラノサイトと真皮浅層の線維芽細胞が関与しています。

施術によりメラニンをたくさん含んだケラチノサイトがなくなることで、シミは改善します。
ですが、異常なメラノサイトと線維芽細胞はそのまま残っています。

シミ発生の原因が残っているので、何も対策を講じなければ、シミは再発する可能性が高いです。
このことはIPLだけでなく、レーザーについても同様です。

シミがキレイになった後は、シミ予防の対策を続けることが、とても重要です。

シミの予防

①紫外線対策

シミの予防に重要なのは、まず紫外線対策です。

お肌に紫外線が当たると、肌は紫外線から自分の身を守ろうと、メラニンを作る指令が出されます。
具体的には、ケラチノサイトに紫外線の刺激が加わると、ケラチノサイトがプラスミンという物質をつくり、プラスミンがメラノサイトを活性化することで、たくさんのメラニンが生成されるようになります。

日焼け止めを使うことで、お肌の細胞に紫外線が届かなくなり、それに伴いメラニンを作らせる指令も出なくなります。

紫外線は、美肌・美白の観点からは、害悪でしかありません。将来的な皮膚癌発生のリスクにもなり得ます。
IPLを受ける受けないに関わらず、1年を通して日焼け止めを使用し、紫外線対策をしていただくことを、強くおすすめします。

ただ、日焼け止めは、1日1回塗れば安心というわけではありません。
SPFが大きいほど長時間紫外線を防いでくれる効果は期待できますが、どうしても摩擦や汗などで落ちてしまいます。
確実に紫外線を防ぐためには、2~3時間に1回の日焼け止めの塗り直しを、心がけてください。

②内服薬

シミ予防の内服薬として、次の3種類をあわせてご利用いただくことをおすすめします。

メラニンを作る指令をブロックする、メラニンを作る酵素をブロックする、ターンオーバーを早めるなど、それぞれのお薬が異なるメカニズムでシミの発生予防と改善にはたらきます。

③外用薬

●ハイドロキノン
ハイドロキノンは、メラニンを生成する酵素『チロシナーゼ』の作用をブロックすることで、メラニンの生成を抑え、美白効果を発揮します。
内服薬とあわせてより高い効果を出したい方や、内服薬が使用できない方におすすめです。
当院では、4%ハイドロキノン含有の『HQダブルブライトE』をご用意しております。

●グリコール酸
グリコール酸はピーリング剤の1つです。
加齢や肌荒れなどによりターンオーバーが乱れると、古い角質が積み重なって、キメが乱れたり、メラニンが排出されにくくなりシミ・くすみの原因となります。
グリコール酸は角質層の結合を緩めることで、ターンオーバーを促進・正常化し、肌が柔らかくなるとともに、シミ・くすみを改善に導きます。
グリコール酸は、真皮の線維芽細胞にも作用します。コラーゲンの合成が促進され、お肌のハリの改善が期待できます。

当院で取り扱う『WiQo フェイスフルイド』は8%グリコール酸を含む、ご自宅でご利用いただけるマイルドなピーリング美容液です。
1日1回、日常のケアにグリコール酸をご利用いただくことで、肌質の改善とシミの改善・予防の効果が得られます。

IPLが効かないもの

しみと似たものに、脂漏性角化症、薄いほくろ、肝斑といったものがあります。
これらはIPLが効かないので、複数回施術を受けても効果が感じられないしみがあれば、医師の診察をご検討下さい。

診断の上、それぞれの病変に適した治療法をご提案いたします。

肝斑って何?

肝斑は、女性ホルモン(妊娠、ピル、ホルモン補充療法など)や紫外線が発症に大きく影響します。遺伝も関係していると言われています。
こするような不適切なスキンケアも、肝斑を悪化させる大きな要因の一つです。

上に示した要因により慢性的な炎症が引き起こされると、メラノサイトを増殖させ、メラニンの生成を促すシグナルが増加します。
その結果、たくさんのメラノサイトから多量のメラニンが作られ、色素沈着が起こります。
炎症物質により真皮の血管が増殖・拡張することで、肝斑の部分は通常のシミに比べて、赤っぽい印象を呈します。

炎症が肝斑発生の基盤にあるため、IPLやレーザーの刺激はさらなる炎症を呼び起こします。
一時的な改善は得られても、その後は基本的に施術前よりも悪化します。
(同じレーザーでもレーザートーニングは、肝斑を悪化させることなく、一時的な改善効果をもたらします)

・肝斑のスキンケア
肝斑を悪化させないために、まず日常のスキンケアを見直す必要があります。
メイク落としや洗顔の際は、とにかくこすらないようにします。クレンジング、洗顔、洗い流し、タオルでの拭き取り、すべての行程でこすらないことを意識してください。
化粧水や乳液、美容液などを使用する際も、コットンなどは使用せず、手のひら・指先全体に伸ばし、押さえつけるように、肌になじませていきます。

加えて、肝斑の改善・悪化防止の為、普段から紫外線対策を心がけてください。

・肝斑の治療
肝斑の治療に最も重要なのが、トラネキサム酸の内服薬です。
トラネキサム酸は、肝斑発生の根幹である炎症を抑える効果を有しており、さらにメラニンの生成も抑えてくれます。
そのほかシナール(ビタミンC)やハイチオール(L-システイン)、ビタミンE剤など、別の経路でメラニンの生成を抑えるお薬をあわせて使うことで、より効果が得られやすくなります。
基本的には内服薬はずっと続けていくのが望ましいですが、改善の状態を見ながら、お薬を減量したり、休薬することが可能です。

そのほか、エレクトロポレーションも有効です。
肌に負担をかけず、炎症を悪化させることなしに、トラネキサム酸やビタミンCなどの有効成分を、肌の深部、表皮を超えて真皮層まで導入できます。

こんな方にオススメ

  • しみ、そばかすを改善したい
  • 肌のくすみが気になる
  • 赤ら顔を何とかしたい
  • にきびが気になる
  • にきび跡が気になる
  • 肌質を改善したい
  • 毛穴を何とかしたい
  • 化粧のりを良くしたい
  • ダウンタイムは短くしたい

施術メニューと料金

全顔

¥19,800

※上まぶたはスポット照射にて対応いたします

あご下

¥13,200

全顔+あご下

¥23,100

¥16,500

ヒゲの濃い方用

¥18,700

ヒゲの濃い方は、剃り跡の毛に光が反応し、強い痛みが生じます。
鼻下、あご、頬下部の照射を省いたメニューです。

毛穴改善 鼻

¥11,000

毛穴改善 頬内側

¥13,200

毛穴改善 鼻+頬内側

¥16,500

スポット照射

基本料金:¥5,500
1ショット(最大10x20mm):¥3,300

他の照射部位と併せてスポット照射をご希望の際は、基本料金は不要です。
ショット数分の料金の追加となります。

早期再施術割引 上記料金からー10%

前回施術から3ヶ月以内に再施術を受ける場合に適用となります。
回数制限はありません。何度でもご利用いただけます。
スポット照射は早期再施術割引の対象外です。

症例写真

症例1:赤ら顔(毛細血管拡張)

内容 お顔に特殊な光を当て、シミや赤みを改善させることを目的とする施術です。
料金 ¥19,800(全顔・1回)※税込
リスク 痛み、一時的な赤み、やけど

毛細血管拡張症は、皮膚疾患やホルモンの変化、その他何らかの原因によって毛細血管が太くなる疾患です。
増えた血流が透けて見えるので、お肌が赤く見えます。
ノーリスIPLを照射することで太くなった毛細血管が熱で凝固し、血流が減ることで赤みが改善します。

症例2:しみ

内容 お顔に特殊な光を当て、シミや赤みを改善させることを目的とする施術です。
料金 ¥19,800(全顔・1回)※税込
リスク 痛み、一時的な赤み、やけど

しみ(老人性色素斑)は紫外線などが原因で起こる、メラニンの過剰蓄積です。
ノーリスIPLの照射によりメラニンにダメージを与えるとともに、皮膚のターンオーバーが促され、しみが改善していきます。

治療の流れ

01

カウンセリング

お客様のお悩みとご希望をお伺いし、お肌の状態や骨格、ご予算等をふまえ、最適なプランをご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。

当日の施術をご希望であれば、このままご契約にお進みいただけます。

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります

<未成年の方へ>

03

お会計

自由診療では施術前のお会計をお願いしております。

<お支払い方法>

04

メイクオフ

パウダールームにご案内いたします。施術部位のメイクを落としていただきます。

05

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影いたします。

06

施術

お顔にジェルを伸ばし、照射を進めていきます。
施術時間は20分~30分程度です。リラックスしてお過ごしください。

07

状態の確認

施術終了後にお鏡をお渡しします。気になるところがないかご確認ください。

08

術後説明

施術後の過ごし方やお手入れの方法について説明します。

09

写真撮影

施術後の記録として写真を撮影する場合がございます。

10

メイク

ご希望の方はパウダールームをご利用ください。

11

通院

施術後の通院は不要です。
心配なこと、気になることがありましたら、ご予約の上ご来院ください。

12

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

洗顔・スキンケア

当日から可能です。
IPLの施術後はお肌が乾燥しやすくなります。十分な保湿を心がけてください。
ピーリングなどお肌に負担がかかるケアは、1週間ほどお控えください。

入浴

当日はシャワー浴が可能です。
身体が温まり過ぎないよう、短時間で済ませていただくことをおすすめします。
翌日以降はシャワー浴、入浴ともに制限ありません。

メイク

直後から可能です。

運動

翌日から可能です。

お顔のマッサージ

摩擦はお肌の負担となりますので、3週間は控えていただくことをおすすめします。

日焼け

IPL施術後は紫外線の影響を受けやすくなっています。
施術の効果を最大限に引き出すため、施術後のUVケアをお願いします。

ノーリスIPL ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

少しはじかれるような痛みと熱さを伴うことがあります。麻酔が必要になることは基本的にありません。
施術後にヒリヒリ感が出ることがありますが、通常数時間で落ち着きます。

赤み

照射部位に赤みが出ることがあります。通常数時間で落ち着きます。

色味の増強

一時的にしみ・そばかすの部分の色味が濃くなります。
皮膚のターンオーバーとともに1~2週で薄くなっていきますので、ご安心ください。

かさぶた

メラニンが蓄積していると、細かいかさぶたができることがあります(マイクロクラスト)。
皮膚のターンオーバーとともに、1週間ほどでなくなります。
かさぶたは無理にはがそうとすると炎症の原因となります。自然にはがれるまでお待ちください。

肝斑の悪化

もともと肝斑がある方は、強い出力の光を照射することにより、肝斑が悪化する可能性が高いです。
肝斑が明らかな部分は、照射を避けます。
薄い肝斑とシミが混在する部分は、出力を調整しながら照射していく場合があります。

まれに起こる
やけど

ノーリスIPLの特性上、やけどが起こることはほとんどありませんが、可能性としてはゼロではありません。
やけどが起きた場合は、赤みが1日以上続いたり、水ぶくれなどの症状が現れます。
何か変わったことがあれば、お早めにご連絡ください。

色素沈着

やけどの後に色素沈着が起こることがあります。自然に消失することがほとんどですが、1~6カ月程度かかることがあります。

院長からのコメント

美容皮膚施術の中では当院イチオシの施術です!

以前私が勤めていた施設では、お顔の赤みでお悩みのお客様にご提案できる施術がなく、歯がゆい思いをしていました。
赤みでお困りのお客様のお力になりたいとの思いから当院で導入したのが、このノーリスIPLになります。

しみの改善だけでなく、お肌のハリ・ツヤ・キメの改善により、メイクののりが良くなるなど、お顔全体のお肌のお悩みをトータルで改善してくれます。
コスパ的にもたいへんオススメの施術となっています。

ノーリスIPL Q&A

肝斑には効きますか?

当院としてはIPLは肝斑に対して有効ではないと考えています。
肝斑が明らかな範囲は、照射を避けるようにしています。
肝斑と通常のシミが混在していることがあります。状況を見極め、適切に照射を進めていきます。

IPLは誰でも受けられますか?

強い日焼けをしている方、妊娠中または妊娠の可能性のある方、重度の皮膚疾患に罹患中の方、光アレルギー、ケロイド体質、ヘルペスその他感染症に罹患中の方、出血性疾患、抗凝固剤内服中の方は、当院ではIPLの施術を行うことができません。

ほくろには効きますか?

色は若干薄くなることがあるかもしれませんが、基本的にはIPLはほくろには効果はないものとお考え下さい。
当院ではほくろ除去の施術をご用意しております。

1回の治療ですっかり良くなりますか?

とくにシミ・そばかすが目立ちやすい方ですと、1回でもしっかりと効果をご実感いただけることが多いです。
照射を繰り返すほど、色みだけでなく質感の改善も得られますので、満足度の高い施術となっております。

にきびにも効きますか?

IPLの光の一部は、ニキビの原因であるアクネ菌が作り出すポルフィリンという物質と反応し、活性酸素を作り出します。
活性酸素によりアクネ菌が殺菌されることで、ニキビに対する治療効果を発揮します。
また、ニキビ跡の毛細血管に作用して赤みを抑えたり、コラーゲン新生による創傷治癒促進効果も期待できます。

次の照射までどのくらい間隔を開けたらいいですか?

IPLの施術は1回の施術でもしっかりとした効果を得られることが多いですが、繰り返し受けていただくことでより効果をご実感いただけます。
まず月1回のペースで3回照射し、4回目以降は2~3カ月に1回の照射をおすすめしています。

2回目の照射の後、1回目のようなかさぶたができませんでした。ちゃんと効いているのでしょうか?

初めての照射のあとは、細かいかさぶた(マイクロクラスト)ができることが多いです。1~2週間で剥がれると肌がきれいになっているので、逆に2回目以降かさぶたができないと、効いていないのではないかと不安になる方が多くいらっしゃいます。
2回目にかさぶたができない、できにくいのは通常の反応です。ターンオーバーに伴ってお肌はきれいになっていきますので、安心してお過ごしください。

痛いですか?

熱さと軽い痛みを感じることがあります。
基本的に麻酔なしで大きな苦痛なく受けていただける施術になります。
※痛みの感じ方は個人差が大きいです。痛みに応じて出力を調整します。

IPLの施術は誰が行いますか?

IPLの照射は、医師の管理のもとに、技術を習得した看護師が担当いたします。

会員制度のご紹介

フェイス美容外科では、施術でポイントがたまるおトクな会員制度をご用意しています。
施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

<フェイス美容外科 ポイント会員制度について>

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アクセス

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地下鉄「仙台」駅 中央2出口より徒歩1分

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