上まぶたのたるみ手術(上眼瞼除皺術)

上まぶたのたるみ手術(上眼瞼除皺術)とは?

上まぶたのたるみ手術の目的

上まぶたの皮膚は薄く、もともと加齢の影響を受けやすい部分です。
年齢や紫外線などの影響により、皮膚のコラーゲンなどが減少すると、皮膚は弾力を失い、伸びていきます。

伸びた分の皮膚は、しわやたるみといった、目に見えるかたちで現れます。

上まぶたのたるみ手術(上眼瞼除皺術)は、たるみを解消し、目もとをスッキリさせることを目的として、上まぶたの伸びた余分な皮膚を切除します。

上まぶたのたるみ手術の実際

上まぶたの余分な皮膚によるシワ、たるみを解消できるよう、ふたえのラインを基準に切開線をデザインします。

上まぶたのたるみ手術は、『皮膚切除を伴うふたえ切開法』です。
たるみの除去にあわせて、ふたえのラインを調整したい場合には、良い適応となります。
他にも、次のような効果を出したい場合には、上まぶたのたるみ手術がおすすめです。

● まぶたの内側にたるみが多い
● あわせて眼瞼下垂を改善させたい
● あわせてまぶたの余分な脂肪を取りたい
● 眉下に傷あとを作りたくない

縫合線はふたえのラインに沿った形になりますので、傷あとが目立ちにくいのが特徴です。

ただ、上まぶたのたるみ手術では、皮膚の切除量に限界があります。
上まぶたの皮膚は目に近いほど薄く、眉に近いほど厚くなります。
皮膚の切除量が多いと、ふたえのラインで薄い皮膚と厚い皮膚が縫合されることになり、厚ぼったい違和感のあるふたえになってしまいます。

たるみが強い方では、後述の眉下リフトとの併用が必要な場合もあります。

『眉下リフト』との違い

同じく上まぶたのたるみを解消する手術として、眉下リフト(眉下切開)があります。
眉下リフトでは、眉の下で余分な皮膚を切除します。
縫合したあとの傷あとは、眉の下縁に沿うかたちになりますので、特に女性の方はメイクでカバーしやすく、目立ちにくいのが特徴です

● まぶたの外側にたるみが多い
● ふたえのラインの調整は必要ない
● ダウンタイムをなるべく抑えたい

このような場合には、眉下リフトがより良い適応となります。

こんな方にオススメ

  • まぶたのたるみが気になる
  • まぶたのシワが気になる
  • ふたえの幅が狭くなってきた
  • 目もと年齢を改善させたい
  • たるみに加えて眼瞼下垂が気になる
  • たるみ取りと一緒にふたえの形を調整したい
  • 眉の下に傷あとを作りたくない
  • 確実に効果を出したい
  • 即効性の高い施術がいい

施術メニューと料金

※税込価格です(カッコ内は片側料金)

上まぶたのたるみ手術 ¥297,000(¥178,200)
オプション
上まぶたの脂肪取り +¥55,000(¥27,500)
透明糸 +¥33,000

症例写真

Case1

術後2か月の状態。ふたえ埋没法を併せて行っています。

治療の流れ

01

カウンセリング

診察ののち、手術の効果とダウンタイム等について説明します。 目の状態、ご希望の形、ご予算等に応じて、最適なプランをご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。

当日の施術をご希望であれば、このまま施術にお進みいただきます。

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります

<未成年の方へ>

03

お会計

自由診療では施術前にお会計いただきます。

<お支払い方法>

04

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影させていただきます。

05

メイクオフ

パウダールームにてアイメイクを落としていただきます。

06

処置室へ

処置室へ移動します。

07

デザイン

カウンセリングの際にお伺いしたご希望に沿えるよう、慎重にデザインを行っていきます。

08

麻酔

局所麻酔を進めていきます。
(局所麻酔の料金はすべて含まれています)
なるべくご負担を減らせるよう、笑気麻酔を併用していただけます(オプション)。

<麻酔について>

※こちらの施術では、途中目を開け閉めしていただく必要があります。
静脈麻酔はご利用いただけません。

09

施術

施術時間は90~120分程度です。リラックスしてお過ごしください。

10

仕上がりの確認

鏡を見て仕上がりをご確認いただきます。

11

術後説明

施術後の過ごし方やお手入れの方法、お薬の使用方法などについて説明します。

12

写真撮影

施術後の記録として、写真を撮影いたします。

13

通院

抜糸を行いますので、7~10日後を目安にご来院ください。
それ以前やそれ以降も、心配なことや気になることなどがございましたら、ご予約の上いつでもご来院いただけます。

14

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

洗顔・スキンケア

当日はお休みしてください。
翌日以降は目の周りも含め洗顔していただけます。
洗顔後は術後にお渡しする塗り薬を、綿棒などに取って傷に塗布してください。
(塗り薬は目に入っても問題のないものです)
翌日から2週間程度は、内出血を防ぐため、目の周りは極力やさしく扱ってください。

化粧水・乳液などのスキンケア製品は、傷の部分も含め翌日からお使いいただけます。
ピーリング剤など刺激性のあるものは1か月程度は控えてください。

メイク

傷の部分以外は施術の翌日から可能です。傷の部分は抜糸の翌日から可能です。

冷却

当日はご帰宅されましたら、濡れタオルなどで圧迫しつつ軽く冷やしていただくことをおすすめします。

入浴

内出血が生じないように、施術から1週間はシャワー浴とし、温まり過ぎないよう短時間で済ませてください。
それ以降は制限はありません。

コンタクトレンズ

施術直後からお使いいただけます。

運動

血流が良くなると腫れやすくなります。1週間程度は運動をお控えください。

飲酒

血流が良くなると腫れやすくなります。3日間は過度の飲酒をお控えください。

喫煙

喫煙は傷の治りに悪影響を及ぼします。傷の治りが遅れると、傷あとが目立ちやすくなります。
術前2週間と、術後最低2週間、できれば1か月間は、禁煙をおすすめします。

目もとのマッサージ

1か月間はお控えください。

ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

麻酔の効果は2~3時間で切れます。術後にお渡しする痛み止めをご利用ください。
痛みは5~7日ほどで落ち着くことが多いです。

腫れ

腫れは当日よりも2,3日目にピークが来る場合もあります。
1か月でだいぶ落ち着きますが、完全に腫れが引くには2~3カ月程度を要します。

傷あと

しばらく赤みが続きます。赤みは3~4週で落ち着くことが多いです。
体質によっては、色素沈着が生じることがあります。色素沈着の改善には3カ月程度要する場合が多いです。
最終的に白っぽい線状の傷あとが残ります。傷あとはふたえのラインに沿いますので目立ちにくいですが、傷あと自体が全く消えてなくなる、ということはありません。

内出血

内出血が生じると、まぶたの一部または全体が紫色になることがあります。
2~3週間で消えていきます。

つっぱり感・違和感

皮膚を切除して縫合するため、突っ張った感じが3~4週程度続くことがあります。
術後しばらくすると、皮膚の下が固くなることがあります。通常2~3カ月でやわらいできます。

まれに起こる
左右差

腫れが落ち着いても左右差が気になる場合は、ご相談ください。
元々の骨格や皮下脂肪・眼窩脂肪、目頭のヒダの状態などにより、完全な左右対称は難しい場合があります。

たるみの残存

腫れが落ち着いた時点でたるみ感が残存する場合は、追加切除を検討します。
上まぶたのたるみ手術(上眼瞼除皺術)単独で改善できるたるみの量には限界があります。
眉下リフト』の併用が必要な場合があります。

かたちの違和感

まつげ近くと眉近くでは皮膚の厚みが異なります
皮膚の切除量が多すぎると、厚い皮膚と薄い皮膚を縫合することになり、厚ぼったい違和感のあるまぶたになることがあります。
皮膚の切除量は控えめにするか、たるみが強い場合には眉下リフトとの併用が必要な場合もあります。

感染症

最近の感染により、まぶたが赤く腫れたり、痛みが出ることがあります。
抗生剤の内服薬等で対処します。

肥厚性瘢痕・ケロイド

体質により傷あとが盛り上がることがあります。
傷あとが盛り上がる兆候が見られた場合には内服薬などで対応いたしますので、ご相談ください。

迷走神経反射

緊張や麻酔の痛みの影響などにより、血圧が下がって気分が悪くなることがあります。
しばらくすると落ち着きます。状況に応じて点滴や酸素吸入を行います。

極めてまれ
切除過多

切除量が多すぎた場合、元に戻すのは極めて困難です。
取り過ぎの無いよう慎重にデザインを行います。

ラインのゆるみ

上まぶたのたるみ手術(上眼瞼除皺術)は、皮膚切除とふたえ切開法を同時に行うものです。
切開式のふたえであっても、ラインが緩んだり、消失する可能性があります。
施術後にふたえのラインが気になる場合にはご相談ください。

血腫

強い内出血が起こると、傷の下に血液が溜まり、腫れや痛みが長引くことがあります。

麻酔薬アレルギー

アレルギーにより蕁麻疹、アナフィラキシーなどが生じる可能性があります。状況に応じて直ちに適切に対処致します。

院長からのコメント

技術が求められる施術です

目頭切開では皮膚を精密に切開して移動させることにより、ひだを解消します。
この際皮膚を不用意につまんだり、不適切な止血操作を行うと、血管がいたんで皮膚の血流が悪くなり、傷あとが盛り上がりやすくなります。
極めて繊細な作業を必要とするのが、この目頭切開です。

形成外科専門医は、やけどの傷あとや腫瘍の切除後、顔や手足の先天異常などに対して、目頭切開と同様に皮膚を移動させて再建する「皮弁作成術」を得意としています。

一度傷あとが目立ってしまうと、修正はなかなか大変です。
目頭切開に限らず、切開を伴う施術を検討される際は、形成外科専門医がすべての施術を担当する当院をぜひご指名ください!

Q&A

施術はだれでも受けられますか?

妊娠中の方・妊娠の可能性のある方、授乳中の方、重度の皮膚疾患、ケロイド体質の方、ヘルペス感染症、出血性疾患、抗凝固剤内服中、局所麻酔アレルギー、その他医師が施術不適と判断した場合は、施術を受けることができません。

腫れませんか?
腫れと内出血がそれなりに出やすい施術になります。
 手術をご希望の際は、ダウンタイムの期間を十分ご考慮いただけますよう、お願いいたします。
痛いですか?
最初の麻酔の注射の際は痛みがありますが、施術中はほとんど痛みを感じずに受けていただけると思います。
笑気麻酔を併用していただけますと、より楽に施術を受けていただける場合が多いです。
後戻りはありますか?
基本的に後戻りが起こるような施術ではありませんが、皮膚の老化というのは術後も起こりますので、時間の経過とともに再度皮膚が伸びてくる可能性はあります。

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施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

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