ふたえ切開修正

ふたえ切開修正とは?

ふたえ切開術後のお悩み

ふたえ切開後に生じるお悩みとしては、次のようなものが挙げられます。

  • ふたえのラインが浅い
  • ふたえが狭い
  • ふたえが広すぎる
  • ふたえのラインに違和感がある
  • 厚ぼったいふたえ(いわゆるハム目)
  • 傷あとが目立つ
  • ふたえのラインの乱れ(枝分かれなど)
  • 食い込みが強すぎる
  • くぼみ目

お悩み別 ふたえ切開術後の修正方法

ふたえのラインが浅い

切開法でふたえを作っても、施術が適切でなければ、強固なラインはできません。
施術が適切に行われたとしても、まれにラインのゆるみは生じます。

ラインが薄い場合には、単純にふたえ切開をもう一度行います。

ふたえが狭い

幅が狭い場合は、今のラインよりも上で埋没法または切開法を行うことにより、幅の広い新たなラインを作ることができます。

前のラインの傷あとが目立つ場合には、何らかの修正術が必要となります。

ふたえが広い

幅が広い場合、皮膚に余裕があれば、狭くデザインした新たなラインと、今のラインとの間の皮膚を切除することにより、ふたえ幅を狭められます。

切除できるほど皮膚に余裕がない場合は、新たなラインを切開し、そこから皮下を剥離して、前のラインの癒着を解除します。
この場合、脂肪注入、脂肪移植など、前のラインでの再癒着を防ぐ処置が別途必要になることがあります。

ふたえのラインに違和感がある

内側は広過ぎ、外側は狭過ぎなど、形に違和感がある場合は、正しいデザインでの切り直しが必要です。

広い部分を狭くするには、上で述べたような工夫が必要です。

厚ぼったいふたえ(いわゆるハム目)

いわゆるハム目の原因は、ふたえのラインより下の、皮膚と皮下組織の多さです。

ふたえのライン自体はご希望に沿ったものであれば、睫毛上切開から皮下組織を適度に除き、皮膚の余りがあれば切除して縫合します。
ふたえのライン自体も変えたい場合は、単純に再施術を行います。基本的にはラインを少し狭める内容になると思います。

過剰な眼窩脂肪が厚ぼったさの原因であれば、脂肪の除去術を行います。

傷あとが目立つ

切開術を行う際には、丁寧に縫合することで、傷が目立つのを予防できます。
雑に縫合すると、縫合線がいびつに凹んだりして、目を閉じた時の傷あとが目立ちやすくなります。

傷あとを単純に切除して縫い閉じるだけだと、皮下と筋肉との癒着が薄れ、ふたえのラインが浅くなってしまいます。
ふたえ切開の傷あとを修正する場合は、傷あとを切除するとともに、ふたえ切開の再施術を行う必要があります。

ふたえのラインの乱れ

ふたえのラインのデザインに無理があると、外側でラインがY字に枝分かれすることがあります。
また、ふたえ切開で皮膚を縫合する際に、上の皮膚と下の皮膚がずれた位置で縫合すると、ふたえのラインに向かって斜めに走る妙なシワが生じることがあります。

いずれの場合も、手術のやり直しが必要です。

食い込みが強すぎる

皮下と筋肉とを固定するポイントが上過ぎると、皮膚を引き込む力が強くかかり過ぎ、食い込みの強すぎる違和感のあるふたえになります。

食い込みに対しては再施術を行い、適切なポイント(通常は切開線の真下)で癒着を作り直します。

くぼみ目

ふたえ切開の術後にくぼみ目が生じることがあります。

くぼみ目の原因は様々なので、ふたえ切開の再施術、眼瞼下垂手術、眉下切開、脂肪注入、ヒアルロン酸注入など、状況にあわせて対処します。


こんな方にオススメ

  • ふたえのラインが気に入らない
  • 傷あとが気になる
  • 他院で修正を断られた

施術メニューと料金

※税込価格です(カッコ内は片側料金)

ふたえ修正 全切開 ¥374,000(¥224,400)
ふたえ修正 部分切開 ¥297,000(¥178,200)
睫毛上切開による修正
(スカーレス法)
¥396,000(¥237,600)
眼瞼下垂修正 ¥440,000(¥264,000)
【オプション】上まぶたの脂肪取り +¥55,000(¥27,500)

部分切開による修正について

部分切開は、目の横幅の1/3以下の切開で済む場合に用います。
目尻のラインの乱れを修正する場合など、一部の限られたお悩みが対象となります。

修正を希望される大部分の方は、全切開が必要になりますことを、ご理解ください。

他院埋没術後のふたえ切開について

他院で埋没法のふたえ術を受けた方が、当院で切開法による修正を希望される場合は、このページに示す【ふたえ修正】ではなく、通常のふたえ切開で対応いたします。

※ふたえ切開の手術に併せて、埋没の抜糸が必要になる場合があります。


症例写真

Case1

術後2か月の状態。ふたえ埋没法を併せて行っています。

治療の流れ

01

カウンセリング

診察ののち、手術の効果とダウンタイム等について説明します。 目の状態、ご希望の形、ご予算等に応じて、最適なプランをご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上、十分にご検討ください。

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。
未成年の方は親権者様の同意書が必要になります

<未成年の方へ>

03

お会計

自由診療では施術前にお会計いただきます。

<お支払い方法>

04

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影いたします。

05

メイクオフ

パウダールームにてアイメイクを落としていただきます。

06

処置室へ

処置室へ移動します。

07

デザイン

カウンセリングの際にお伺いしたご希望に沿えるよう、慎重にデザインを行っていきます。

08

麻酔

点眼麻酔ののち、局所麻酔を進めていきます。
(点眼麻酔と局所麻酔の料金はすべて含まれています)
なるべくご負担を減らせるよう、笑気麻酔を併用していただけます(オプション)。

<麻酔について>

※こちらの施術では、途中目を開け閉めしていただく必要があります。
静脈麻酔はご利用いただけません。

09

施術

施術時間は90~150分程度です。
リラックスしてお過ごしください。

10

仕上がりの確認

鏡を見て仕上がりをご確認いただきます。

11

術後説明

施術後の過ごし方やお手入れの方法、お薬の使用方法などについて説明します。

12

写真撮影

施術後の記録として、写真を撮影いたします。

13

通院

切開した部分は縫合します。抜糸が必要ですので、7~10日後を目安にご来院ください。
それ以前やそれ以降も、心配なことや気になることなどがございましたら、ご予約の上いつでもご来院いただけます。

14

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

洗顔・スキンケア

当日はおやすみしていただくことをおすすめします。
翌日以降はまぶたの傷の部分も含め洗顔していただけます。
翌日から2週間程度は、内出血を防ぐため、まぶたの部分は極力やさしく扱ってください。
2週間後以降は制限はありません。

化粧水・乳液などのスキンケア製品は、傷の部分も含め翌日からお使いいただけます。
ピーリング効果など刺激性のあるものは1か月程度は控えてください。

メイク

まぶたの傷の部分以外は手術の翌日以降から可能です。
傷の部分は抜糸の翌日から可能です。

冷却

当日はご帰宅されましたら、濡れタオルなどで圧迫しつつ軽く冷やしていただくことをおすすめします。

入浴

内出血が生じないように、施術から1週間はシャワー浴とし、温まり過ぎないよう短時間で済ませてください。
それ以降は制限はありません。

コンタクトレンズ

基本的にコンタクトの使用制限はありません。
使用制限が必要な場合は、お伝えいたします。

運動

血流が良くなると腫れやすくなります。1週間程度は運動をお控えください。

飲酒

血流が良くなると腫れやすくなります。3日間は過度の飲酒をお控えください。

喫煙

喫煙は傷の治りに悪影響を及ぼします。傷の治りが遅れると、傷あとが目立ちやすくなります。
術前2週間と、術後最低2週間、できれば1か月間は、禁煙をおすすめします。

目もとのマッサージ

1か月間はお控えください。

ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

麻酔の効果は2~3時間で切れます。術後にお渡しする痛み止めをご利用ください。
痛みは5~7日ほどで落ち着くことが多いです。

腫れ

腫れは当日よりも2,3日目にピークが来る場合もあります。
1か月でだいぶ落ち着きますが、完全に腫れが引くには2~3カ月程度を要します。

傷あと

縫合線の赤みがしばらく続きます。赤みは3~4週で落ち着くことが多いです。
体質によっては、色素沈着が生じることがあります。色素沈着の改善には3カ月程度要する場合が多いです。
最終的に白っぽい線状の傷あとが残ります。傷あとはふたえの線に一致し目立ちにくいですが、傷あと自体が全く消えてなくなる、ということはありません。

内出血

内出血が生じると、まぶたの一部または全体が紫色~黄色っぽくなることがあります。
2~3週間で消えていきます。

つっぱり感・違和感

皮膚を切除して縫合することにより、突っ張った感じが3~4週程度続くことがあります。
術後しばらくすると、皮膚の下が固くなることがあります。通常2~3カ月でやわらいできます。

まれに起こる
左右差

腫れが落ち着いても左右差が気になる場合は、ご相談ください。
元々の組織の状態などにより、完全な左右対称が難しい場合があります。

変形の残存

修正を行う際には、お悩みの状態をすべて解消するように努めますが、皮膚の状態などによっては、完全な解消が難しい場合があります。
腫れが完全に落ち着いた時点で形が気になる場合には、お気軽にご相談ください。

感染症

細菌が感染すると、まぶたが赤く腫れたり、痛み、熱感が出ることがあります。
抗生剤等で対応します。

迷走神経反射

緊張や痛みの影響などにより、血圧が下がって気分が悪くなることがあります。
しばらくすると落ち着きます。状況に応じて点滴や酸素吸入を行います。

極めてまれ
肥厚性瘢痕・ケロイド

体質により傷あとが盛り上がる可能性があります。
傷あとが気になる場合には、内服薬を検討しますので、ご相談ください。

ラインのゆるみ、消失

切開法であっても、ふたえのラインが緩む可能性はあります。
ラインのゆるみや消失、乱れが生じた際は、ご相談ください。

血腫

強い内出血が起こると傷の下に血液が溜まり、腫れや痛みが長引くことがあります。
場合により血腫を除く処置が必要になります。

麻酔薬アレルギー

アレルギーにより蕁麻疹、アナフィラキシーなどが生じる可能性があります。状況に応じて直ちに適切に対処致します。

院長からのコメント

技術が求められる施術です

目頭切開では皮膚を精密に切開して移動させることにより、ひだを解消します。
この際皮膚を不用意につまんだり、不適切な止血操作を行うと、血管がいたんで皮膚の血流が悪くなり、傷あとが盛り上がりやすくなります。
極めて繊細な作業を必要とするのが、この目頭切開です。

形成外科専門医は、やけどの傷あとや腫瘍の切除後、顔や手足の先天異常などに対して、目頭切開と同様に皮膚を移動させて再建する「皮弁作成術」を得意としています。

一度傷あとが目立ってしまうと、修正はなかなか大変です。
目頭切開に限らず、切開を伴う施術を検討される際は、形成外科専門医がすべての施術を担当する当院をぜひご指名ください!

Q&A

施術はだれでも受けられますか?

妊娠中の方・妊娠の可能性のある方、授乳中の方、重度の皮膚疾患、ケロイド体質の方、ヘルペス感染症、出血性疾患、抗凝固剤内服中、局所麻酔アレルギー、その他医師が施術不適と判断した場合は、施術を受けることができません。

腫れませんか?
腫れと内出血がそれなりに出やすい施術になります。
 手術をご希望の際は、ダウンタイムの期間を十分ご考慮いただけますよう、お願いいたします。
痛いですか?
最初の麻酔の注射の際は痛みがありますが、施術中はほとんど痛みを感じずに受けていただけると思います。
笑気麻酔を併用していただくことで、より楽に施術を受けていただける場合が多いです。

会員制度のご紹介

フェイス美容外科では、施術でポイントがたまるおトクな会員制度をご用意しています。
施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

<フェイス美容外科 ポイント会員制度について>

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