ダーマペン4

ダーマペンとは?

どんな治療?

ダーマペンは、ペン型の医療機器です。

ダーマペン4は、ダーマペンの最新機種です。
先端にある16本の極細(33G)の針が、1秒間に120回上下運動を繰り返し、最大で1秒間に1,920個の針穴を、お肌に開けていきます。

目的やお悩みにあわせて、針の深さを調整します。
美白効果やニキビの改善を目的とするなら、0.2〜0.5ミリくらい、ハリ・小じわ、毛穴の改善や、ニキビ跡の改善を目的とするなら0.5〜2.5ミリくらい、傷あとの改善を目的とするなら2.5〜3.0ミリくらいと、最小0.1ミリ単位で針の長さを調整することが可能です。

1.針穴の効果

皮膚は表皮と真皮とでできています。
顔の表皮の厚さはおよそ0.1mm、真皮の厚さは1mm前後です。
皮膚のハリ・ツヤ・弾力は、真皮を構成する細胞外マトリックス(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)が密に整列することによって成り立っています。

<細胞外マトリックス>
コラーゲンは伸び縮みしない線維組織です。柱のような役割で肌の強度を保ちます。

エラスチンは伸び縮みする線維です。エラスチンがコラーゲンを束ねることで、肌に弾力が生まれます。

ヒアルロン酸は真皮に水分を集めて保持し、肌に潤いを与えます。

これらの細胞外マトリックスが減少したり、紫外線等の影響を受けて変性したり(壊れたり)すると、皮膚は弾力を失って伸び、シワ・たるみが現れます。

肌質を改善させるには、真皮を構成する細胞外マトリックスを増やす必要があり、それには真皮へのアプローチが必要です。

ダーマペンは、皮膚に針穴を開けたあとに生じる『創傷治癒反応』によって線維芽細胞を活性化させ、肌の状態を改善させることを目的とした治療です。

  1. ダーマペンにより針穴があくと、細胞の損傷を検知して、血小板やマクロファージからサイトカイン(成長因子)が放出されます(創傷治癒反応の始まり)。
  2. サイトカインにより、真皮の線維芽細胞が活性化されます。
  3. 活性化した線維芽細胞は、細胞外マトリックスを生成します。
  4. 真皮を構成する細胞外マトリックスが増えることで、真皮の厚みが増し、ハリや弾力、潤いが生まれます。

2.薬剤の効果

皮膚はからだのバリア機能を担っています。
このバリア機能は、表皮のいちばん表層、たった0.02mmの角質層によってもたらされます。
アレルゲンや細菌など、からだにとって悪い影響のある物質の侵入を防いだり、逆にからだの内側から外に水分が蒸発して抜けていくのを防いでくれます。
ですがこのバリア機能は、美容成分などからだに良いものの浸透も、ブロックしてしまいます。

ダーマペンはこのバリアに無数の穴を一時的に開けることで、美容成分を直接皮膚に入れ込みます。

真皮に到達した薬剤は、例えばヒアルロン酸なら水分を引き寄せて肌に潤いをもたらしたり、PCLなら1年ほど真皮にとどまり、線維芽細胞を活性化し続けるなど、使用する薬剤に応じた効果が発揮されます。

※注意※
ダーマペンの施術後12時間は、化粧水や乳液、日焼け止めをご利用いただけません。
これらの製品は、正常な状態の皮膚に塗布することを想定して作られており、傷などのある状態には使用してはいけないことになっています。
製品に含まれる成分が真皮に入り込んでしまうと、炎症やアレルギー反応が引き起こされる可能性があります。
ですので針穴が塞がるまでは、市販のスキンケア用品のご使用は控えて頂く必要があります。

ダーマペンの施術と施術直後のケアに使用できるのは、肌に注射できる薬剤か、ダーマペン専用に設計された薬剤のみです。

選べる薬剤

ダーマペンの施術では、お肌に塗布する薬剤を変えることで、美肌効果をブーストさせたり、薬剤ごとの効果を追加することができます。
お肌のお悩みに合わせて、ご選択ください。

ハイラアクティブ(基本の薬剤)

ダーマペン専用の美容ジェルです。
高濃度のヒアルロン酸を含みます。ヒアルロン酸の保水力により肌に潤いが生まれ、小じわやハリ・ツヤの改善、肌のバリア機能の改善に作用します。

抗炎症作用をもつ亜鉛が配合されており、ダーマペン施術後の赤みや炎症の早期沈静化に役立ちます。

ハイラアクティブは、すべての肌タイプの方にお選びいただけます。
ご契約の際にオプションの薬剤を選択しない場合には、こちらのハイラアクティブを使用しての施術となります。

Snow Flower Bloom

美白と美肌、ハリ・ツヤ改善の効果を有する、バランスの取れた薬剤です。

<ヒアルロン酸>
ヒアルロン酸は保水力が極めて高く、ヒアルロン酸1mlあたり数100~数1000mlの水分を抱え込むことができます。
肌の保水力を増加させ、乾燥と小じわを改善し、ハリを持たせます。

<還元型グルタチオン>
グルタチオンは、美白効果を目的として、内服や点滴などとしても用いられる薬剤です。
メラニンの生成を抑え、お肌のターンオーバーを促すことで、くすみの改善やトーンアップ、肝斑の改善効果などが期待できます。

<PDRN>
PDRN:ポリデオキシリボヌクレオチド は、サーモン由来の断片化DNAです。
PDRNはヒトのDNAに類似しています。PDRNが皮内に入ると、からだは自分の細胞が壊れてDNAが流出したものと勘違いして、創傷治癒反応を起こします。
成長因子の生成を刺激して、真皮のコラーゲンやエラスチンを増加させ、シワや毛穴の改善効果をもたらします。

Derm Eden Pro

トラネキサム酸5%と、ナイアシンアミド10%を含む、美白効果に特化した薬剤です。
シミ、くすみ、肝斑、炎症後色素沈着に対する効果が期待できます。

<トラネキサム酸>
トラネキサム酸はプラスミンという物質をブロックすることにより、炎症を抑えたり、シミ・肝斑の原因であるメラニンを作り出すメラノサイトの活動を抑えます。
肝斑は慢性的な炎症に伴いそれに伴いメラニンが過剰に生成される状態ですが、トラネキサム酸は肝斑の改善に高い効果を発揮します。

<ナイアシンアミド>
ナイアシンアミドは、メラニンがメラノサイトから表皮細胞に渡されるのをブロックすることで、美白効果を発揮します。
ナイアシンアミドはその他にも、炎症性サイトカインの抑制による抗炎症効果、DNA修復作用による肌細胞の老化抑制、コラーゲンの生成促進による美肌効果を有します。

※ Derm Eden PROは、皮膚の炎症反応を過度に惹起させないよう、ダーマペンの針を浅い設定にして導入します。

FGF(線維芽細胞増殖因子)

フィブラストスプレーの有効成分であるトラフェルミンは、線維芽細胞増殖因子(Fibroblast Grouth Factor: FGF)です。
フィブラストスプレーは一般医療でも、ヤケドやケガなどの治療に幅広く使用されています。

トラフェルミンが線維芽細胞に結合すると、線維芽細胞が増殖し、増殖した線維芽細胞からは細胞外マトリックスが生成され、肌の状態を改善に導きます。

同じく線維芽細胞の刺激を目的とするミラクルHと比較すると、即効性の点ではフィブラストスプレーに分があります。
対してミラクルHは、1年近く皮内にとどまり、線維芽細胞を刺激し続ける持続性と、ヒアルロン酸による保水性の改善という効果があります。
料金なども踏まえ、目的に沿ったものをお選びください。

ミラクルH

ミラクルHはPCL 20%と、ヒアルロン酸が配合された注入剤です。
小じわや肌のハリ・キメ、毛穴が気になる方におすすめです。

<PCL>
PCL:ポリカプロラクトンは、コラーゲンブースターとも呼ばれます。
PCLは皮内に注入されると、分解されるまで1年ほどその場所に留まり、真皮の線維芽細胞を刺激し続けます。
コラーゲンの生成を促すことで、ハリ、小じわ、毛穴の改善をもたらします。

<ヒアルロン酸>
ヒアルロン酸は保水力が極めて高く、ヒアルロン酸1mlあたり数100~数1000mlの水分を抱え込むことができます。
肌の保水力を増加させ、乾燥と小じわを改善し、ハリを持たせます。

施術の実際

ダーマペンの施術は痛みを伴いますので、麻酔クリーム(オプション)をご利用いただくことを強くおすすめいたします。

麻酔クリームをお顔全体、またはあご下~首に塗布し、30分ほど待ちます。
麻酔クリームを除去してお肌を消毒したのち、薬剤をお肌に塗って、ダーマペンを施術範囲全体に当てていきます。
針穴が角質層のバリアを貫き、薬剤が表皮・真皮の奥深くまで浸透します。
10~15分で全体のニードリングが終了します。

終わりましたら、マスクをあてて10~20分冷却・鎮静します。

施術が終わったあと、お帰りの際には化粧水・乳液・日焼け止めなどはご利用いただけません。
ご帰宅時の紫外線対策として、帽子などをお持ちいただくことをおすすめいたします。

施術の間隔と回数

ダーマペンは、繰り返し受けていただくことで効果が高まります。
まずは月1回のペースで3〜5回ほどお試しください。

お肌の状態が整ったあとは、数ヶ月に1回程度受けていただくことで、お肌の状態を良好に保つのに役立ちます。


こんな方にオススメ

  • 毛穴が目立つ
  • お肌が乾燥する
  • ハリ・ツヤがなくなってきた
  • 目の下・口元・目尻の小ジワが気になる
  • くすみ・肝斑が気になる
  • 全体的に肌質を良くしたい

施術メニューと料金

全顔

1回 ¥18,700

5回 ¥74,800
(1回あたり¥14,960)

あご下~首

1回 ¥18,700

5回 ¥74,800
(1回あたり¥14,960)

全顔+あご下~首

1回 ¥34,100

5回 ¥136,400
(1回あたり¥27,280)

ダーマペン4 オプション

薬剤の変更
Snow Flower Bloom +¥5,500
Derm Eden PRO +¥5,500
線維芽細胞増殖因子 +¥14,300
ミラクルH +¥22,000
※全顔+首で薬剤の変更オプションを使用される場合、x2の料金が必要となります。
その他のオプション
表面麻酔(全顔 または あご下〜首) +¥3,300
表面麻酔(全顔+あご下〜首) +¥4,950
BENEV GFハイドロジェル
モイスチュアライジングマスク
+¥2,200

※コース契約の場合、オプション分の料金は都度お支払いいただくようになります。

ヴェルベットスキン

『ヴェルベットスキン』は、ダーマペンに続けてマッサージピールを行う施術です。
マッサージピールは、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)を主成分とする『PRX-T33』という薬剤を用いたケミカルピーリングで、真皮のコラーゲンを増やすことで肌のハリ・ツヤ・弾力が増し、ピンと張った肌の獲得に役立ちます。

針穴からマッサージピールの薬剤が浸透することで、マッサージピールの効果が増強されるとともに、ダーマペン後の創傷治癒により、コラーゲンの生成がブーストされます。

ヴェルベットスキン 施術の間隔

ヴェルベットスキンは、繰り返し受けていただくことで、効果の増強が期待できます。
1ヶ月に1回の間隔で、3〜5回ほどの施術をご検討ください。

ヴェルベットスキン メニューと料金

全顔

1回 ¥24,200

5回 ¥96,800
(1回あたり¥19,360)

あご下~首

1回 ¥24,200

5回 ¥96,800
(1回あたり¥19,360)

全顔+あご下~首

1回 ¥45,100

5回 ¥180,400
(1回あたり¥36,080)

【オプション】薬剤の変更
Snow Flower Bloom +¥5,500
Derm Eden PRO +¥5,500
線維芽細胞増殖因子 +¥14,300
ミラクルH +¥22,000
※全顔+首で薬剤の変更オプションを使用される場合、x2の料金が必要となります。
【オプション】その他
表面麻酔(全顔 または あご下〜首) +¥3,300
表面麻酔(全顔+あご下〜首) +¥4,950
BENEV GFハイドロジェル
モイスチュアライジングマスク
+¥2,200

※1.ヴェルベットスキンは、麻酔なしだとかなり強い痛みを伴います。
表面麻酔(オプション)をご利用いただくことを、強くおすすめします。

※2.通常のマッサージピールに比べて赤みが強く出やすく、2~3日赤みが続きます。
ダウンタイムにはご注意下さい。

※3. コース契約の場合、オプション分の料金は都度お支払いいただくようになります。


症例写真

Case1

施術の流れ

01

カウンセリング

お客様のお悩みとご希望をお伺いし、お肌の状態やご予算等をふまえ、最適な施術をご提案いたします。

お見積もりをお渡ししますので、お持ち帰りの上十分にご検討ください。

当日の施術をご希望であれば、このままご契約にお進みいただきます。

02

ご契約

いくつか書類をご記入いただきます。

03

お会計

自由診療では施術前のお会計をお願いしております。

<お支払い方法>

04

メイクオフ

感染症その他施術後のお肌のトラブルを防ぐため、施術前にはパウダールームにてメイクを落としていただきます。

05

写真撮影

施術前の記録として、写真を撮影いたします。

06

表面麻酔

表面麻酔をご利用いただくことを、強くおすすめします(オプション)。
麻酔クリームを使用し、30待機してから、施術を進めていきます。

07

処置室へ

処置室へ移動します。

08

施術

施術に要する時間は、10~15分程です。
施術後に10~20分ほどの冷却・マスクパックを行います。

09

術後説明

施術後の過ごし方や、お手入れの方法について説明します。

10

通院

月1回くらいのペースで、3〜5回ほど続けていただくことをおすすめします。
最短で3週間開けていただければ、次の施術が可能です。
傷あとの改善などを目的として針を深く刺す設定で施術を行う場合は、6週間開ける必要があります。

11

アフターケア

術後の経過についてご不安やご不明点がございましたら、メールやLINE、お電話にてお気軽にご連絡ください。

施術後の過ごし方

洗顔・スキンケア

施術から12時間は、洗顔・化粧水・乳液・日焼け止め等のご利用をお控えください。
それ以降は通常通りお使いいただけます。
肌に刺激性のあるトレチノインやレチノール、ニキビ外用薬(ディフェリン、ベピオ、デュアックなど)は、施術後1週間はご使用をお控えください。

メイク

施術から12時間はお休みください。
それ以降は通常通りのメイクが可能です。

入浴

当日はからだが温まり過ぎないよう、軽くシャワーで済ませてください。
洗髪する際は、顔が濡れないように、泡がつかないようにお気をつけください。
翌日以降は制限はございません。

飲酒

アルコールの摂取により血行が良くなり、赤みやむくみなどが長引く可能性があります。
当日は過度の飲酒はお控えください。

運動

当日はお控えください。

お顔のマッサージ

肌に摩擦・負担がかかるような行為は、3週間はお控えください。

紫外線対策

施術後は紫外線の影響を受けやすくなります。
施術後12時間は日焼け止めもご利用いただけませんので、施術当日はご来院の際につばの広い帽子やサングラスなどをご着用いただくことをおすすめいたします。
12時間以降は日焼け止めをご利用いただくなど、紫外線対策の徹底にお努めください。

ダウンタイム・リスクなど

起こりやすい
痛み

麻酔のクリームを使用しても、多少の痛みは生じます。通常は無理なく我慢できる程度です。
※麻酔クリーム無しでご契約いただいた場合、痛みが強いからということで、施術の途中から麻酔有りに変更することはできません。

赤み

通常は当日から翌日には落ち着きます。
針を深く刺した場合や、肌の状態によっては5日間ほど赤みが続くことがあります。
ヴェルベットスキンでは、2〜3日赤みが続く場合が多いです。

出血

通常の針の設定では出血はほとんどないか、ところどころ点状出血が生じる程度です。
針を深く設定すると、それなりの流血が生じます。その場合でも、施術終了時には通常出血は止まっています。

麻酔の作用

麻酔クリームの作用により、肌に不快感を伴う場合があります。

時々起こる
内出血

皮下の毛細血管に傷がつくと、点状出血より広めに内出血のアザが生じる可能性があります。
通常1〜2週間で消えていきます。

皮むけ

肌のターンオーバーが活性化することで、数日後から皮がむけてくることがあります。
1週間ほどで落ち着きます。
皮は剥がそうとせず、保湿を心がけ、自然に剥がれるのを待ってください。

まれに起こる
アレルギー

使用する薬剤に対するアレルギー反応が起こることがあります。
赤みやかゆみ、むくみ、湿疹などの症状が起こりえます。
アレルギーが疑われる反応が見られた場合、内服薬や塗り薬などで対処いたします。

炎症後色素沈着

体質により施術後に炎症反応が強く出たり、紫外線を浴びることで、色素沈着が生じることがあります。
多くは時間の経過とともに落ち着いてきます。内服や外用により早期の改善が期待できます。

極めてまれ
感染症

針穴からの細菌感染により痛みや腫れ、赤みが生じる可能性があります。
内服薬等で対応します。
違和感があればお早めにご相談下さい。

院長からのコメント

ダーマペンとメソセラピーの違いは?

ダーマペンと似た施術に、『メソセラピー』があります。

メソセラピーは、お肌に針を細かくたくさん刺して、薬剤を注入していく施術の総称です。
水光注射やメソガン、医師による手打ち(ナパージュ法)は、すべてメソセラピーに含まれます。

水光注射は、薬剤を詰めた注射器を器械にセットし、先端についた5〜9本ほどの針で、スタンプを押すように、お顔全体に薬剤を注入します。

メソガンは銃型の器械(写真)で、先端の針が1分間に400〜700回ほど上下し、あわせて針先から薬液が出ます。お肌の表面に先端をすべらせるようにして、注入していきます。

ダーマペンとメソセラピーどちらの施術も、針穴を開けることによる創傷治癒効果と、薬剤によってもたらされる効果があります。

ダーマペンとメソセラピーでは、針穴の数が圧倒的に違います。
少なくとも数百倍の差はあるのではないでしょうか。
針穴の数に比例して、創傷治癒効果も大きく異なることが予想されます。

薬剤に関しては、メソセラピーが薬剤を能動的に皮内に注入するのに対し、ダーマペンでは肌表面に塗った薬剤が、針穴から受動的に染み込むのに任せるものになります。
ただここでもダーマペンでは圧倒的に針穴の数が多いので、薬剤の作用に関して必ずしもダーマペンが劣っているとも言えません。

5段階で示すなら、創傷治癒効果はダーマペン5点、メソセラピー2点、薬剤による効果はダーマペン2~3点、メソセラピー3〜5点、こんなイメージです。
※あくまで私の印象ということで、ご理解ください。

メソセラピーで薬剤の効果が3〜5点と幅があるのは、器械の種類や施術者の技術によって、薬剤の漏れが発生する場合があるからです。
薬剤が皮内に入らず針穴から漏れてしまうと、薬剤の効果は下がることになります。

ジュベルックやスネコスのような、注入量が治療効果に直結するような薬剤を用いる場合、確実に薬剤を注入できる機器・技術があるのであれば、メソセラピーによる導入は効果的です。

ダーマペン4 Q&A

ダーマペンは誰でも受けられますか?
妊娠中または妊娠の可能性のある方、授乳中の方、ケロイド体質、麻酔薬アレルギー、局所の感染症・ヘルペス、アトピー性皮膚炎、出血性疾患、抗凝固剤を内服中の方、イソトレチノイン内服中・内服終了後1ヶ月未満の方は、施術を受けられない場合があります。
ニキビ外用薬(ディフェリン、ベピオ、エピデュオなど)やトレチノインの外用薬は、施術の前後1週間、ご使用をお控えください。
ダーマペンは1回の施術でも効果がありますか?
1回の施術でも、肌質の変化などをご実感いただけることが多いです。
ですが、繰り返し施術を受けていただくことで、より効果が高まりやすい施術となります。
まずは月1回のペースで3〜5回ほど受けていただくことをおすすめします。
ダーマペンは肝斑に効きますか?
肝斑は、炎症によって悪化します。
肝斑がある範囲に、深い針の設定でダーマペンを行うと、肝斑を悪化させる可能性があります。
肝斑に対してダーマペンを行う場合、当院では針を浅い設定にし、美白効果・抗炎症効果の高いDerm Eden PROを用います。
肝斑の治療を行う際には、トラネキサム酸の内服薬をあわせてご使用いただくことを、原則としています。
ダーマペンと一緒にエレクトロポレーションを受けられませんか?

ダーマペンを行ったあとにエレクトロポレーションを行うことで、理論上薬剤の更なる導入が期待できます。
ですが、エレクトロポレーションの先端部分は、滅菌することができません。

ダーマペン後のお肌に器械を当てると、器械にお客様の血液・浸出液が付着することになります。
血液・浸出液を介して、お客様ご自身、または他のお客様に対して、細菌・ウイルスが感染する可能性があります。
器械の先端部分をアルコールなどで消毒した程度では、この感染のリスクを無くすことはできません。

以上の理由から、当院では、ダーマペンとエレクトロポレーションを組み合わせた施術は行っておりません。

ダーマペンの施術を行うのは誰ですか?

ダーマペンの知識と技術を有し、トレーニングを積んだ看護師が施術を行います。

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施術を受けられる際は、ぜひご入会をご検討ください。

<フェイス美容外科 ポイント会員制度について>

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