高濃度ビタミンC点滴

高濃度のビタミンCを直接血管内に投与することにより、次の効果が期待できます。
回数を重ねることで、より効果をご実感頂けます。

●　コラーゲン合成による美肌効果
●　メラニン生成抑制による美白効果
●　抗酸化作用
●　疲労回復
●　免疫力向上
●　がん予防効果
●　動脈硬化の抑制
●　不眠の改善

※効果については個人差がございます。

コラーゲンはたんぱく質の一種です。アミノ酸から作られます。
コラーゲンは皮膚だけでなく血管や骨・関節にも存在していて、組織どうしをつなぐ役割を果たしています。
全身に広く分布するコラーゲンですが、そのうち4割が皮膚をつくるのに使われています。

コラーゲンは線維芽細胞によって作られます。
線維芽細胞の数は年齢とともに徐々に減ってくるため、コラーゲンの量も年齢とともに減っていきます。
60代ではピーク時（20代）の3割にまで激減してしまうといわれています。
皮膚ではコラーゲンが真皮の構造を保つ骨組みの役割を担っています。
コラーゲンが不足することで骨組みが弱まり、しわの増加やハリの減少につながります。

ビタミンC（アスコルビン酸）は、コラーゲンの生成に欠かせない物質です。
コラーゲンを構成するアミノ酸のひとつであるプロリンが水酸化されてヒドロキシプロリンになることで、コラーゲンが安定化します。
ビタミンCはこのプロリンを水酸化する部分で機能します。

美しい肌を保つには、コラーゲンの材料であるたんぱく質・アミノ酸とともに、ビタミンＣを十分に摂取することが大切です。

グルコース-6-リン酸脱水素酵素（G6PD）欠損症とは赤血球の代謝に異常をきたす遺伝性の疾患です。
日本人でこの疾患を有する割合は0.1％（1000人に1人）程度と言われています。

G6PD欠損症の方に25gを超える高濃度のビタミンCを投与すると、溶血を生じることがあり、黄疸や褐色尿、腹痛・背部痛、腎機能障害などの症状がみられる可能性があります。

50gの点滴をご希望の方でG6PD欠損の有無が明らかでない場合、検査を受けていただく必要がございます。
検査は5～10分で終わりますので、結果が陰性であれば直ちに点滴を受けていただけます。
一度陰性であることが確認できれば、以後検査は必要ありません。

20g：40～50分　　50g：90～100分

1～４週に１回程度

入浴や運動などを含め、点滴後の生活に制限はございません。

G6PD欠損症の方、妊娠中・妊娠の可能性がある方、授乳中の方、心不全・腎不全の方、その他医師が施術不適と判断した場合

血管痛、吐き気、頭痛、眠気、低血糖、低カルシウム血症、内出血、迷走神経反射、アレルギー　など